特許
J-GLOBAL ID:200903003608257505

二重鋼管形構造材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368621
公開番号(公開出願番号):特開平11-193570
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 主構造材の軸方向塑性変形を均一となるようにして二重鋼管形構造材としての機能を最大限に発揮できる構造を実現し、その構造材を屋外で使用しても雨水の侵入しないものとすることができること。【解決手段】 二重鋼管形の構造材の主構造材を内筒管4とし、その両端部に鋼構造物との接続を可能にする接合装置6を設ける。内筒管4は一方の端部近傍のみが厚肉管4aであり、その厚肉管4aに連らなる他方側の残余部分は薄肉管4bに形成される。外筒管3は、厚肉管4aの外面との間に僅かな隙間tを隔てて内筒管4を覆う薄肉管体である。外筒管3は薄肉管側に位置するエンド部材5Bに溶接止めされてその外周から他方のエンド部材5A に向けて延び、少なくとも厚肉管4aの大部分を覆う長さに選定される。内筒管の薄肉管側を上となるように配置すれば、屋外に設置しても雨水の侵入はなく、防錆処理も軽減される。
請求項(抜粋):
鋼構造物を形成するための鉄骨構造の枠組に介在されるブレース用等の鋼管構造材であって、外筒管内に内筒管が挿入されている二重鋼管形の構造材において、前記内筒管は軸力を受ける主構造材をなし、その両端部に固着一体化したエンド部材を介して鋼構造物との接続を可能にする接合装置が設けられ、該内筒管はその一方の端部近傍のみが厚肉管であり、その厚肉管に連らなる他方側の残余部分は該厚肉管よりも外径の小さい薄肉管に形成され、前記外筒管は、前記厚肉管の外面との間に僅かな隙間を隔てて内筒管を覆う薄肉管体であり、該外筒管は前記薄肉管側に位置するエンド部材に溶接止めされてその外周から他方のエンド部材に向けて延び、少なくとも前記厚肉管の大部分を覆う長さに選定されていることを特徴とする二重鋼管形構造材。
IPC (6件):
E04B 1/24 ,  E04B 1/58 ,  E04B 2/56 651 ,  E04B 2/56 ,  E04B 2/56 652 ,  E04C 3/04
FI (8件):
E04B 1/24 F ,  E04B 1/58 F ,  E04B 2/56 651 A ,  E04B 2/56 651 D ,  E04B 2/56 651 K ,  E04B 2/56 651 L ,  E04B 2/56 652 J ,  E04C 3/04

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