特許
J-GLOBAL ID:200903003612363158

直流バイアス除去回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302413
公開番号(公開出願番号):特開平10-136038
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 FSK変調方式の移動通信システムの受信器に生起する直流バイアスの除去。【解決手段】 受信信号のプリアンブルの周期の1/2n の周期のオーバートーンのクロックをオーバートーン発生器2で発生し、クロックカウンタ3、デコーダ4でサンプリングタイミングトリガとしてn個(n=2)のサンプルホールド回路1a,1b でsin波のプリアンブル信号をサンプルホールドする。演算器6は2つのサンプルホールド回路の出力を加算し互いに逆極性のサンプルホールドデータの加算によりsin成分を相殺した直流成分としての直流バイアスのn倍を得てこれを1/nする演算を行う。減算器8はサンプルホールド回路7を介して直流バイアスを受けこれを受信入力から減算して除去する。
請求項(抜粋):
FSK変調方式で運用する移動体通信システムにおける受信器の受信信号に生起する直流成分としての直流バイアスを除去する直流バイアス除去回路であって、受信信号の先頭に設定されるsin波のプリアンブル信号との同期を確保し且つ前記プリアンブル信号の周期を均等に分割するように逓倍した周期を有するオーバートーンクロックを再生クロックに基づいて発生し、前記オーバートーンクロックの周期のタイミングのサンプルホールドトリガを出力するサンプルホールドトリガ出力手段と、前記プリアンブル信号を前記サンプルホールドトリガでサンプルホールドして得られる互いに逆特性のサンプルホールド出力の加算並びに加算結果に施す平均化処理に基づいて前記プリアンブル信号の含む前記直流バイアスを算出し、この直流バイアスを受信信号から減算除去する直流バイアス除去手段とを備えることを特徴とする直流バイアス除去回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 復調回路及び受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-040595   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭56-125612
  • 特開昭56-125612

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