特許
J-GLOBAL ID:200903003613902060

リニアモータの電機子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-329075
公開番号(公開出願番号):特開2001-145327
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】電機子コアの脱落を防止し、電機子コアを強固、かつ、精度良く固定できる、コギングや推力リプルを低減することが可能なリニアモータの電機子を提供する。【解決手段】電機子コイル7を装着する各々のコアブロック2を、相数の整数倍の個数を一つのグループとする複数の電機子ブロック3〜5に分配し、電機子ブロック3、4、5同士の間に間隔片6を挿設すると共に、電機子ブロック3〜5と間隔片6をリニアモータの推力方向に保持するテーブル10を備えたリニアモータの電機子1は、各コアブロック2の内部に第1の柱状部材11を通し、間隔片6と第1の柱状部材11をコアブロック2の両端側で第2の柱状部材12嵌合固定し、タップ穴6A,12Aを用いてテーブル10とネジ結合により一体結合する構成にした。
請求項(抜粋):
交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせに並べて配置した固定子を構成する界磁ヨークと、前記界磁ヨークの長手方向に沿って前記永久磁石列と磁気的空隙を介して対向配置した可動子を構成する電機子とを備え、前記電機子は、電磁鋼板を積層してなる複数のコアブロックを順次に並べて連結すると共に前記各々のコアブロックに電機子コイルを巻装して構成され、前記電機子コイルを装着した各々のコアブロックは、相数の整数倍の個数を一つのグループとする複数の電機子ブロックに分配してあり、前記複数の電機子ブロックは、電機子ブロック同士の間を維持するように挿設した柱状の間隔片と、前記電機子ブロックと前記間隔片をリニアモータの推力方向に配列して保持するためのテーブルを取り付けてあるリニアモータにおいて、前記間隔片は、前記コアブロックの積層方向の長さより長くしてあり、前記各々のコアブロックは、その継鉄部の積層方向に向かって貫通穴を設けると共に、前記貫通穴の内部に前記間隔片と同じ長さの第1の柱状部材を挿入してあり、前記各々のコアブロックに形成された貫通穴の両端部には、電機子の長手方向に沿って複数のポケット穴を有する第2の柱状部材を設けると共に、前記第2の柱状部材の内部に設けたポケット穴に前記間隔片と前記第1の柱状部材を嵌合して各電機子ブロックを一体に結合してあり、前記間隔片と前記第2の柱状部材には、その少なくとも一方に前記テーブルを取り付けるためのタップ穴を設けてあり、前記テーブルには、前記タップ穴の位置に対応するように形成した通し穴を設けると共に、前記通し穴にボルトを通して前記間隔片と前記第2の柱状部材とをネジ結合により一体固定することを特徴とするリニアモータの電機子。
Fターム (15件):
5H641BB06 ,  5H641BB18 ,  5H641GG03 ,  5H641GG04 ,  5H641GG08 ,  5H641GG11 ,  5H641GG12 ,  5H641HH02 ,  5H641HH06 ,  5H641HH08 ,  5H641HH12 ,  5H641HH13 ,  5H641HH14 ,  5H641HH17 ,  5H641HH18

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