特許
J-GLOBAL ID:200903003618872356

ルータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216412
公開番号(公開出願番号):特開平10-065725
出願日: 1996年08月16日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 一重化構成時と、二重化構成時の現用系および予備系において異なる情報を設定する必要のないルータ装置を提供する。【解決手段】 同じルータ装置を2台用いて現用系と予備系の二重化構成とし、各系の同じ中継処理部に1つの回線制御部を共有させ、迂回系路用のネットワークと中継処理部と回線制御部を追加する。各系の管理部は、同じネットワーク構成定義情報からルーティング情報を生成し、二重化構成時には統一的な規則に従い迂回系路用のネットワークに関わるルーティング情報も生成する。中継処理部は、転送先のネットワークの中継処理を行う中継処理部が他系に含まれる場合、迂回経路用のネットワーク回線に関わるルーティング情報を基に中継処理を行う。
請求項(抜粋):
ルーティング情報を管理する管理部と、当該管理部に管理されているルーティング情報に従って、入力されたデータパケットに中継処理を施す、互いに接続された複数の中継処理部とを有する中継部を二組、一方を現用系、他方を予備系として二重化したルータ装置であって、各々、ネットワーク回線に接続すると共に、前記現用系の中継部の一つの中継処理部および当該中継処理部に対応する予備系の中継部の一つの中継処理部に接続し、接続した現用系の中継部の中継処理部と予備系の中継部の中継処理部の内の一方を選択的に制御対象とし、制御対象とした中継処理部と接続したネットワーク回線の間の通信を制御する複数の回線制御部と、前記現用系の中継部の中継処理部に異常が生じた場合、前記各回線制御部が制御対象とする中継処理部を、前記現用系の中継部の中継処理部から予備系の中継部の中継処理部に切り替える切り替え部とを備え、前記現用系および予備系の中継部は、各々、迂回経路用のネットワーク回線に接続した迂回経路用回線制御部と、迂回経路用回線制御部と当該中継部に含まれる中継処理部とに接続した迂回経路用中継処理部とを有し、前記現用系および予備系の中継部の各管理部は、統一された規則に基づいて、前記迂回経路用のネットワーク回線に関わるルーティング情報を生成する手段を有し、前記現用系および予備系の中継部の各中継処理部および迂回経路用中継処理部は、前記迂回経路用のネットワーク回線に関わるルーティング情報に従って、障害が生じた予備系の中継部の中継処理部を迂回するように中継処理を行うことを特徴とするルータ装置。
IPC (2件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 C

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