特許
J-GLOBAL ID:200903003621940125

乗員保護装置用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-313958
公開番号(公開出願番号):特開平6-135296
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 車両に設けられた加速度センサからの出力信号に基づき車両に加わる衝撃を的確に判断し乗員保護装置を作動させること。【構成】 乗員保護装置用制御装置20は、インタフェース21とCPU22と制御プログラムを記憶したROM23及び各種データを記憶するRAM24とから成る。加速度センサ10からの出力信号は、増幅器11、フィルタ12、A/D変換器13及びインタフェース21を介してCPU22に入力される。又、CPU22からの出力信号はインタフェース21を介して乗員保護装置30に出力される。加速度センサ10からのG波形が定常状態における平均的な0Gレベルにより補正されるため、オフセット電圧等によるG波形の変動の影響がキャンセルされる。このため、加速度センサ等の履歴や周囲環境の温度変化による演算値の変動がなくなり、乗員保護装置は的確に作動される。
請求項(抜粋):
車両に加わる衝撃による加減速度を検出する加速度センサと、前記車両に加わる衝撃の大きさを判定する積分期間に対する所定時間前の所定時間内における前記加速度センサからの出力信号を所定時間間隔毎にサンプリングし平均化したものを前記積分期間における前記加減速度の0Gレベルとして算出するレベル演算手段と、前記レベル演算手段により算出された前記0Gレベルに基づいて前記積分期間における前記加速度センサからの出力信号を補正する信号補正手段と、前記信号補正手段により補正された前記加速度センサの出力信号を前記積分期間において積分演算する信号演算手段と、前記信号演算手段により算出された演算値が閾値に達したら乗員保護装置を作動させるための信号を出力する作動判定手段とを備えたことを特徴とする乗員保護装置用制御装置。

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