特許
J-GLOBAL ID:200903003631584718

動脈血酸素飽和度測定値と脈拍測定値の変化による患者容態の自動解析による判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255533
公開番号(公開出願番号):特開平9-075309
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 在宅酸素療法の療養患者自ら測定の動脈血酸素飽和度(SpO2 値)等を病院側等のコンピュータに送信することで、SpO2 値データを自動解析して専用オペレータなしに、容態変化の報知と敏速な対応を可能とする。【解決手段】 前月にコンピュータへ入力のSpO2 値全データの平均と偏差により平均±Pa(2〜3)×偏差を求め、この範囲外のデータがあれば、これを除外して更正平均と更正偏差を算出し、患者個人差による測定値のばらつきを是正する。当該平均と偏差で前月のSpO2 下限値=平均-Pb(2〜3)×偏差を算出した後、この下限値と本月の送信SpO2 値をコンピュータで比較し、測定値が上記下限値を下回るときSpO2 値の急激な低下と判定し、警報等により病院側に容態の変化を即刻報知可能とする。
請求項(抜粋):
在宅酸素療法を受けている在宅療養患者が、パルスオキシメータにより測定した自己の動脈血酸素飽和度(SpO2 値)を、所要箇所におけるコンピュータへ継続的に送信するようにし、当該送信SpO2 値につき、上記のコンピュータによって、所定近時期間におけるSpO2 値全データの平均と偏差とを求め、これらの平均と偏差からPa=2〜3をパラメータとする平均±Pa×偏差を求めて、この平均±Pa×偏差の範囲内に、上記SpO2 値全データが、すべて含まれていれば、当該平均と偏差によって、前記所定近時期間のPb=2〜3をパラメータとしたSpO2 下限値である平均-Pb×偏差を求め、上記のSpO2 値全データ中に平均±Pb×偏差の範囲内でないデータが含まれているときは、当該データが含まれなくなるまで、そのSpO2 値を除外したSpO2 値データの更正平均と更正偏差を求めて、前記のSpO2 下限値である更正平均-Pb×更正偏差を算出し、このようにして得られたSpO2 下限値と、前記所定近時期間後にあって前記コンピュータに入力されて来る送信SpO2 値を比較することにより、当該送信SpO2 値が上記のSpO2 下限値を下回ることの検知により、当該在宅療養患者のSpO2 値に急激な低下が発生したと判ずるようにしたことを特徴とする動脈血酸素飽和度測定値の変化による患者容態の自動解析による判定方法。
IPC (3件):
A61B 5/00 102 ,  A61B 5/0245 ,  A61B 5/14 310
FI (3件):
A61B 5/00 102 C ,  A61B 5/14 310 ,  A61B 5/02 320 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 在宅療法支援システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-242868   出願人:帝人株式会社
  • 特開平1-198531

前のページに戻る