特許
J-GLOBAL ID:200903003632433616

等速自在継手用外輪の成形加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006110
公開番号(公開出願番号):特開平5-185147
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 シェル型の外輪を円筒状素材から成形するに際して、肉厚を均一にしかも精度よく仕上げること。【構成】 カップ素材21の内側に第1のポンチ3をあてがってダイス2内に圧入してゆくと、カップ素材21がダイス2によって内径側に押圧されて塑性変形を起こし、外輪1と略同一の花形形状に成形される。この時のカップ素材21のトラック部1bと内径部1cの境界部はダイス2側に大きく湾曲し、素材肉の不充足部5が生じている。しかしながら、塑性流動が外径側から内径側に起こるため、カップ素材21にのびや割れが発生しなくなる。不充足部5は、第2の成形工程によって所要形状寸法に仕上げられる。
請求項(抜粋):
トルク伝達部材の配される複数のトラックを有するシェル型の等速自在継手用外輪を円筒状の素材から成形加工する方法であって、この外輪完成品の所要寸法形状に対し、トラック部を幅狭に設定した寸法形状に合致する第1のポンチとダイスとを軸方向に相対移動させることにより、前記素材を内径側に向けて成形し、大略加工を行なう第1の成形工程と、この外輪完成品の所要寸法形状に合致する第2のポンチとダイスとを軸方向に相対移動させることにより、前記幅狭に設定したトラック部を外径側に向けて成形し、前記素材を所要寸法形状に仕上げる第2の成形工程とを有することを特徴とする等速自在継手用外輪の成形加工方法。
IPC (2件):
B21D 22/30 ,  F16D 3/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭64-001220
  • 特開昭61-112825
  • 特開昭61-255731

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