特許
J-GLOBAL ID:200903003637071887

半導体集積回路の消費電力シミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-140462
公開番号(公開出願番号):特開2002-334128
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 MMU(メモリ管理機構)とキャッシュメモリを搭載し、論理アドレスを物理アドレスに変換するプロセッサにおいて、アーキテクチャレベルでその半導体集積回路の消費電力を高速に見積もる方法を提供する。【解決手段】 予めMMU部1302のMMU動作毎の消費電力情報を備え、キャッシュ部1303に対してはライトバック、ライトスルーモードを区別し、ダーティデータの書き出し時も含めたキャッシュ動作毎の消費電力情報を備え、命令毎のCPU部1301の消費電力情報を備え、シミュレーション実行中又は終了後に、前記の消費電力情報よりシミュレーション対象回路全体で消費される電力を計算する。
請求項(抜粋):
CPU(中央演算処理装置)、キャッシュおよびMMU(メモリ管理機構)を備えたプロセッサの命令動作を計算機中でシミュレートする方法であって、シミュレーション実行前に予め、前記プロセッサの命令セットについて各々の命令が実行されるときに消費される電力を求め、命令毎の消費電力情報として記憶し、前記キャッシュの複数動作について各々の動作に消費される電力を求め、キャッシュ動作毎の消費電力情報として記憶し、前記MMUの複数の動作について各々の動作に消費される電力を求めMMU動作毎の消費電力情報として記憶しておき、与えられたプログラムコードに対するシミュレーション実行時に、各々の命令に対して、命令動作およびキャッシュ動作およびMMU動作をシミュレートするとともに、前記命令毎の消費電力情報に基づいて実行中の命令に対応するCPU部の消費電力を求め、前記キャッシュ動作毎の消費電力情報に基づいてバスアクセスにより発生するキャッシュ動作に対応したキャッシュ部の消費電力を求め、前記のMMU動作毎の消費電力情報に基づいてアドレス変換およびページ表アクセスにより発生するMMU動作に対応したMMU部の消費電力を求め、前記のCPU部の消費電力と前記キャッシュ部の消費電力と前記MMU部の消費電力から前記プログラムコード実行時における前記プロセッサの消費電力を求めることを特徴とする半導体集積回路の消費電力シミュレーション方法。
IPC (5件):
G06F 17/50 666 ,  G06F 17/50 664 ,  G06F 17/50 ,  G06F 12/08 543 ,  G06F 12/08 579
FI (5件):
G06F 17/50 666 T ,  G06F 17/50 664 A ,  G06F 17/50 664 B ,  G06F 12/08 543 Z ,  G06F 12/08 579
Fターム (6件):
5B005MM01 ,  5B005VV21 ,  5B046AA08 ,  5B046BA04 ,  5B046JA04 ,  5B046KA06

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