特許
J-GLOBAL ID:200903003638519113

排砂流路の二段ゲート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333923
公開番号(公開出願番号):特開平9-143968
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 貯水池に堆積した土砂を排出する排砂流路を開閉する二段ゲートでは、上下扉体の開口面間に土砂が挟まれて完全に閉じず、また、扉体の摺動面間へ土砂が噛み込む懸念がある。【解決手段】 下部扉体5はケース3の両連通口1、2の底面より低位置の底部格納室31内へほぼ完全に内嵌する閉塞板50を具え、側桁を介して上流側に吊支されると共に、該閉塞板の頂面の一部または全部を少なくとも当該流路を流下する土砂の安息角以上の傾斜角θで上流側へ下降する傾斜面51よりなる。別に隣接して吊支される上部扉体4は、ケース3の連通口上面からほぼその半ばの高さに横架した受座32までの下流側に収容されている。この傾斜面の上に土砂が滞留することは不可能であり、すべて上流側へ滑り落ちるから、常に異物の噛み込みがなくこ完全な流路の閉止が維持される。
請求項(抜粋):
上流側連通口1および下流側連通口2を開口した中空のケース3内でそれぞれ単独で昇降可能な上部扉体4と下部扉体5を摺動自在に具えた二段ゲートにおいて、下部扉体5は前記両連通口の底面よりさらに低位置に凹設した底部格納室31内へほぼ完全に内嵌する閉塞板50をケース3の側面に嵌入した側桁52を介して上流側に吊支すると共に、該閉塞板50の頂面の一部または全部を少なくとも当該流路を流下する土砂の安息角以上の傾斜角θで上流側へ下降する傾斜面51で形成し、別に隣接して吊支する上部扉体4は、ケース3の連通口上面からほぼその半ばの高さに横架した受座32までの下流側に収容されていることを特徴とする排砂流路の二段ゲート。
IPC (2件):
E02B 8/02 ,  E02B 7/26 101
FI (2件):
E02B 8/02 ,  E02B 7/26 101

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