特許

J-GLOBAL ID：200903003639525737

駆動輪トルク制御装置

発明者： 白石 修士 ,  山本 修 ,  池田 透 ,  大桃 直樹
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 落合 健 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-104075
公開番号（公開出願番号）：特開平6-317196
出願日： 1993年04月30日
公開日（公表日）： 1994年11月15日
要約：

【要約】【目的】 トラクションコントロール装置を備えた車両において、運転者の意思に基づいて駆動輪のスリップ状態を積極的にコントロールできるようにする。【構成】 路面状況判定手段21によって路面のグリップ力を求め、グリップ力が小さくてスリップし易い路面状態では、アクセル開度に対するエンジンの出力トルク制御ゲインを低下させる。これにより、スリップし易い路面でアクセルペダルを大きく操作してもエンジンの出力トルクが急変せず、スリップ状態の微妙なコントロールが可能となる。また、スリップ抑制出力トルク制御手段47(トラクションコントロール装置)が作動しても、運転者の意思に基づいてある程度エンジンの出力トルクを調整することができるので、スポーティな走行が可能となる。

請求項（抜粋）：

車両(V)に搭載したエンジン(E)によって駆動される駆動輪(WFL,WFR)の過剰スリップを抑制すべく、該駆動輪(WFL,WFR)のスリップ状態に応じて前記エンジン(E)の出力トルクを調整するスリップ抑制出力トルク制御手段(47)を備えた駆動輪トルク制御装置において、前記エンジン(E)の出力トルクを調整する操作子(3)の操作量を検出する操作量検出手段(4)と、路面のグリップ力を検出するグリップ力検出手段(24,30)と、該グリップ力検出手段(24,30)の出力に基づいて前記操作量検出手段(4)の出力に対する前記エンジン(E)の出力トルク制御ゲインを変更する出力トルク制御ゲイン変更手段(37)と、該出力制御ゲイン変更手段(37)によって変更された出力トルク制御ゲインに基づいて前記エンジン(E)の出力トルクを調整するゲイン可変出力トルク制御手段(44)とを備えたことを特徴とする駆動輪トルク制御装置。

IPC (2件)：

F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 310

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭63-018145
  
• 特開平3-286157
  
• 特開平3-156136
  
• 特開平3-096440