特許
J-GLOBAL ID:200903003646676945
抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242588
公開番号(公開出願番号):特開平7-096374
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】電極チップ間の抵抗値が初期設定された値と異なる場合であっても、安定したナゲットを得ることができる抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置を提供する。【構成】溶接コントローラ30は基準となる基準電流波形が予め記憶される基準電流波形記憶回路70と、サンプリングタイム毎に基準電流波形の電流値と検出された溶接電流との電流差を演算する電流差演算回路72と、前記電流差が設定範囲以内か否かを判定し、且つ前記電流差が設定範囲を越えたとき、この設定範囲を越えた回数が設定回数に達したか否かを判定する判定回路74と、電流検出器34に検出された溶接電流が尖頭値に達したか否かを判定し、さらに、前記尖頭値が設定値以上か否かを判定する尖頭電流値判定回路76と、溶接電流が尖頭値に達するまでの経過時間を測定する経過時間測定回路78と、基準電流波形を修正する電流波形修正回路80とを備える。
請求項(抜粋):
予め記憶された基準電流波形に基づいて生成された電流をワークに供給し、所定のサンプリングタイム毎に前記ワークに通電された溶接電流値を検出する第1のステップと、前記検出された溶接電流値と、前記基準電流波形における前記サンプリングタイム毎の電流値との電流差が設定範囲以内か否かを判定する第2のステップと、前記電流差が前記設定範囲を越えるとき、当該越える回数が所定回数以上か否かを判定し、且つ、前記設定範囲を越える回数が所定数以上であるとき、前記溶接電流の尖頭値を検出する第3のステップと、前記検出された溶接電流の尖頭値が設定値以内であるとき、前記溶接電流が通電開始時から前記尖頭値に達するまでの経過時間を測定する第4のステップと、前記経過時間と前記尖頭値とに基づいて前記予め記憶された基準電流波形の立下り波形を修正した修正電流波形を生成する第5のステップと、前記生成された修正電流波形に基づいて前記ワークに供給する電流を生成する第6のステップと、からなることを特徴とする抵抗溶接機の溶接電流制御方法。
IPC (3件):
B23K 11/24 315
, B23K 11/24 310
, B23K 11/24 392
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