特許
J-GLOBAL ID:200903003649465040
プロジェクタ及び電子機器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
板谷 康夫
, 田口 勝美
, 水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-129670
公開番号(公開出願番号):特開2007-304145
出願日: 2006年05月08日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】 プロジェクタなどの電子機器において、熱絶縁部材や空気流制御板などの部材を追加することなく、冷却ファンによって発生される冷却風の流れを制御し、安価で、かつ効率良く発熱部の冷却を行う。【解決手段】 光源駆動回路23及び電源回路24の一部又は全部を、冷却ファン3によって発生された冷却風が直接当たらない又は当たりにくい位置に設け、DMD駆動回路21及び全体制御回路22の一部又は全部が実装された回路基板26を冷却風の下流側において、冷却ファン3の回転軸31に対して所定の角度θをなすように設け、回路基板26を空気流制御板として用い、冷却風を光源駆動回路23及び電源回路24に導く。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光源と、
光源から出射された光の光路上に設けられ、三原色に相当するカラーフィルタが所定角度ピッチで形成され、一定速度で回転するカラーホイールと、
前記光源から出射された光を前記カラーホイール上の一部に集光するための、少なくとも反射板を備えた集光部材と、
前記カラーホイールを透過した光束の光路上に設けられ、二次元的に配列された微小ミラーの集合体であって、外部から入力された映像信号に応じて前記微小ミラーの角度を変化させ、前記カラーホイールを透過した光束を所定方向と前記所定方向以外の方向に反射させるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)と、
前記DMDに対して前記所定方向に配置され、前記DMDにより反射された光束をスクリーン上に投影する投影レンズと、
前記映像信号を用いて前記DMDを駆動するDMD駆動回路と、
プロジェクタ全体を制御する全体制御回路と、
前記光源を駆動する光源駆動回路と、
前記DMD駆動回路、前記全体制御回路及び前記光源駆動回路を含むプロジェクタ各部に電力を供給するための電源回路と、
少なくとも前記光源及び前記電源回路を冷却するための冷却風を発生させる冷却ファンと、
前記各部材を収納するハウジングを備えたプロジェクタにおいて、
少なくとも前記光源駆動回路及び前記電源回路の一部又は全部は、前記冷却ファンによって発生された冷却風が直接当たらない又は当たりにくい位置に設けられた第1回路基板上に実装され、
少なくとも前記DMD駆動回路及び前記全体制御回路の一部又は全部は、前記光源駆動回路及び前記電源回路が実装されている第1回路基板とは異なる第2回路基板上に実装されており、
前記第2回路基板は、前記冷却風の下流側において、はんだ付けされた面が前記冷却ファン側を向くように、かつ冷却風を前記第1回路基板上の前記光源駆動回路及び前記電源回路の一部又は全部に導くように、前記冷却ファンの回転軸に対して所定の角度をなすように設けられており、
前記第2回路基板を空気流制御板として用いることによって、熱絶縁部材や空気流制御板などの部材を追加することなく、前記冷却ファンによって発生される冷却風の流れを制御し、安価で、かつ効率良く発熱部の冷却が可能であることを特徴とするプロジェクタ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
2K103AA01
, 2K103AA07
, 2K103AA14
, 2K103AB07
, 2K103BC03
, 2K103BC35
, 2K103CA06
, 2K103CA12
, 2K103CA53
, 2K103CA60
, 2K103DA01
, 2K103DA02
, 2K103DA06
, 2K103DA18
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
電子回路用の放熱装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-159724
出願人:松下電工株式会社, 明治ナショナル工業株式会社
-
電子回路の冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-003819
出願人:株式会社日立製作所
-
電子装置の実装構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-206994
出願人:日本電信電話株式会社
前のページに戻る