特許
J-GLOBAL ID:200903003650066671

ガス制御により潤滑剤の供給を行なうためのディスペンサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342915
公開番号(公開出願番号):特開平8-277997
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 ガス制御により機械に潤滑剤の供給を行なうためのディスペンサーを提供することである。【解決手段】マガジン12は、ガス発生部材13を備えた、円筒形の構造部材17として構成されており、切離し床18を持っている。円筒形の構造部材は、接続手部材20の周囲を揺動可能な二腕式のレバ-21を備えており、そのカバ-キャップ10側のレバ-ア-ムはガス発生部材用の掴み具形成部22を備えており、そして操作ハンドル14側のレバ-ア-ムは制御部材23を備えている。レバ-21は、マガジン受容部にマガジンをねじ込む際に、掴み具形成部がガス発生部材を開放するように、接手部材の軸の周囲を揺動する。円筒形の構造部材は、間隙空間19の間の領域で、カバ-キャップの方向において、カバ-キャップ側のレバ-ア-ムに対して掴み具形成部を越えて延長部24が突出している。ディスペンサーを始動させる目的のためにマガジン受容部の中にマガジンをねじ込んだ際に、この延長部によって、切離し床が切離し可能である。その際に、掴み具形成部がガス発生部材を開放する。
請求項(抜粋):
潤滑剤ストックを収容するためのケーシングと、ケーシングの一方の側で潤滑剤供給導管を備えた機械接続部と、この機械接続部に対して反対側でケーシングに設けられ推進ガスを発生させるガス発生器と、直接又は間接的に推進ガスによって負荷を受ける、ケーシング内にはめ込まれた潤滑剤送出ピストンとを具備し、ガス発生器が、底部分と、マガジン受容部と、カバ-キャップとから成り、且つ底部としてのケーシングの底部受容部に収められた独立した構造部材として形成されており、且つ当該マガジン受容部内に、ガルバニックガス発生部材を内装したマガジンが、操作ハンドルを使用してねじ込み可能であり、且つ底部とカバ-キャップとの間の空間内にガス発生溶液が配置されていて、これとガス発生部材が接触することによりガス発生の反応を行い、他方においてマガジン受容部内に収められた、ガス発生部材を備えたマガジンが、ガス発生器の未使用状態において、分離壁によってガス発生溶液から隔てられており、且つマガジンが、ガス発生部材用の受容チャンバ-及び切離し床を備えた円筒形の構造部材として構成されており、当該円筒形の構造部材が、シリンダ-壁部間隙空間内で接手部材の周囲を揺動可能な二腕式のレバ-を備えており、そのカバ-キャップ側のレバ-ア-ムがガス発生部材用の掴み具形成部を備え、そして操作ハンドル側のレバ-ア-ムが制御部材を備えており、これが、マガジン受容部内にマガジンがねじ込まれたときに、マガジン受容部の壁部と相互に作用し、且つ掴み具形成部がガス発生部材を開放するように接手部材の周囲を揺動する、ガス制御によって機械に潤滑剤を供給するためのディスペンサーであって、円筒形の構造部材(17)が、間隙空間(19)の間の領域で、カバ-キャップ(10)の方向において、カバ-キャップ側のレバ-ア-ムに対して掴み具形成部(22)を越えて延長部(24)が突出しており、ディスペンサー(1)の始動のために、マガジン受容部(9)内にマガジン(12)をねじ込んだ際に、この延長部によって、切離し床(18)が切離し可能であり、他方において、掴み具形成部(22)が、ガス発生部材(13)を開放すること、及びマガジン(12)が、受容チャンバ-、二腕式レバ-(21)及び接手部材(20)とともに、射出成形法によって熱可塑性プラスチックから一体に形成されていること、を特徴とするディスペンサー。
IPC (4件):
F16N 11/10 ,  B05B 9/047 ,  B05C 5/00 ,  B65D 83/44
FI (4件):
F16N 11/10 ,  B05B 9/047 ,  B05C 5/00 Z ,  B65D 83/14 B

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