特許
J-GLOBAL ID:200903003655076217
正弦曲線状の改良された形状をもつ繊維、それにより強化されたコンクリート、及びそれに関係する方法。
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-540333
公開番号(公開出願番号):特表2002-509072
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】複数の熱可塑性繊維からなる、調和のとれたコンクリートに添加する為の繊維添加物を提供する。この繊維添加物は、前記繊維が次式(I)により示される断面形状をもつ。【数1】ここで、約0.5〜約1mmの直径dfをもつ繊維の振幅a0は約0.1df〜2df、周期λは約2df〜15dfであり、該繊維の最大引き抜き応力σpeak、及び最大変位7.5mmで吸収された比引き抜きエネルギーψpeakは、両方共、次式(II)【数2】(式中、α=0.8、β=-1)により示される変形率に対応して直線的に増加する。なおこのとき、最大引き抜き応力が次式(III)【数3】により示され、また比引き抜きエネルギーが次式(IV)【数4】により示される。当該繊維添加物は、最適変形度【数5】をもち、Dcriticalは、繊維の極限引張強さがk1Dcritical+Cに等しい時の、また荷重をNの単位で、エネルギーをN-mmの単位で、長さをmmの単位で測定した時の変形度であって、k1、k2、C、及びC1の値を繊維の極限引張強さから求め、変形を引き抜き応力に対してプロットしてDcriticalの値を求める。本発明はまた、耐ひび割れ性の改良されたコンクリート、及び本発明の正弦曲線状の繊維を用いるコンクリート中の繊維の付着滑り性能を改良する為の方法を提供する。
請求項(抜粋):
複数の熱可塑性繊維からなる、コンクリートに添加する為の繊維添加物であって、前記繊維が次式により示される断面形状をもち、【数1】 ここで、約0.5〜約1mmの直径dfをもつ繊維の振幅a0は約0.1df〜2df、周期λは約2df〜15dfであり、コンクリート中に埋め込まれた時の該繊維の最大引き抜き応力σpeak、及び最大変位7.5mmで吸収された比引き抜きエネルギーψpeakは、両方共、次式【数2】(式中、α=0.8、β=-1)により示される変形率に対応して直線的に増加し、最大引き抜き応力が次式【数3】により示され、また比引き抜きエネルギーが次式【数4】により示され、当該繊維添加物は、最適変形度【数5】をもち、Dcriticalは、繊維の極限引張強さがk1Dcritical +Cに等しい時の、また荷重をNの単位で、エネルギーをN-mmの単位で、長さをmmの単位で測定した時の変形度であって、k1、k2、C、及びC1の値を繊維の極限引張強さから求め、変形を引き抜き応力に対してプロットしてDcriticalの値を求める、ものである繊維添加物。
IPC (2件):
FI (3件):
C04B 16/06 A
, C04B 16/06 E
, D01D 5/22
Fターム (2件):
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