特許
J-GLOBAL ID:200903003662107187

歯科用断層撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257287
公開番号(公開出願番号):特開平6-078919
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成でパノラマ撮影と顎関節の多層断層撮影が行なえる歯科用断層撮影装置を提供する。【構成】 一端にX線検出部15、他端にX線発生装置16を取り付けたスキャンアーム8が、ピン5、9で回動できるように構成されている。被検体はピン9に右顎関節を位置付けてスキャンアーム8をピン9を中心に回転させて右顎関節の断層撮影を行なう。撮影データはA/D変換器21を介してデータ処理部22で合成される。次にピン5を中心にスキャンアーム8を回転させ、ピン9を左顎関節に位置付けて同様に左顎関節の断層撮影を行なう。また、ピン5にパノラマ撮影中心点を位置付けてピン5を中心にスキャンアーム8を回転させてパノラマ撮影を行ない、撮影したデータはデータ処理部22で合成される。
請求項(抜粋):
着脱可能なスリットを備えたX線発生手段と、前記X線発生手段から曝射されたX線を画像データとして検出するX線検出手段と、前記X線検出手段によって検出された画像データをデジタルデータに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段によって変換されたデジタルデータを記憶しておき、前記記憶したデータに基づいて合成画像を作成する合成画像作成手段と、前記X線発生手段と前記X線検出手段とを対向させて取り付けたスキャンアームと、前記X線発生手段と前記X線検出手段との間の回動支点を中心として前記スキャンアームを回動させるパノラマ撮影用回動機構と、被検体の左右の顎関節の間隔の約半分に相当する長さだけ前記回動支点から前記X線検出手段寄りにずらせた位置を中心として前記スキャンアームを回動させる顎関節断層撮影用回動機構と、前記顎関節断層撮影用回動機構によって前記スキャンアームを回動させて顎関節断層撮影を行なう際に、前記X線検出手段の検出面が常に同じ方向を向くように前記X線検出手段を移動させるリンク機構とを備えたことを特徴とする歯科用断層撮影装置。

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