特許
J-GLOBAL ID:200903003663937000
磁石可動形リニアアクチュエータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293791
公開番号(公開出願番号):特開平8-130862
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 従来の磁石可動形リニアアクチュエータが有する問題点を解決することが主たる目的であり、特に、可動子を構成する円筒状永久磁石を改良することで、可動子の構造を簡素化し、可動子の軽量化を実現し、推力とともに応答性の向上を可能とし、生産性が良く信頼性が高い磁石可動形リニアアクチュエータの提供を目的とする。【構成】 可動子1を構成する永久磁石構成体11に外周面から軸方向両端面に向かって偏倚するよう着磁した円筒状ボンド磁石11a,11bを用い、軸方向に異磁極を交互に形成するようにして隣接配置したことにより、従来の構成において必須要素であった可動ヨークの配置を不要とし、ボンド磁石が有する磁気特性を最も効率的に活用することによって、可動子の構造を簡素化し、生産性が良く信頼性の高い磁石可動形リニアアクチュエータの提供を提供できるとともに、可動子の軽量化を実現し、推力とともに応答性の向上を可能にした磁石可動形リニアアクチュエータを提供できる。
請求項(抜粋):
外周面の軸方向に異磁極を交互に形成してなる円筒状永久磁石構成体を有する可動子と、前記円筒状永久磁石構成体と所定の空隙を形成して対向配置し、内周面の軸方向に異磁極を交互に形成するよう駆動コイルを巻回配置してなる磁極部を有する固定子とからなる磁石可動形リニアアクチュエータにおいて、前記円筒状永久磁石構成体が少なくとも一対の円筒状ボンド磁石からなり、かつ各々の円筒状ボンド磁石を外周面から軸方向両端面に向かって偏倚する磁路を形成するように着磁したことを特徴とする磁石可動形リニアアクチュエータ。
引用特許:
前のページに戻る