特許
J-GLOBAL ID:200903003664860222

データ管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 南條 眞一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-076555
公開番号(公開出願番号):特開平10-254909
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 データコンテンツの盗用や漏洩の防止。【解決手段】 ユーザに供給されるデータコンテンツにはデータ管理センタでユーザデータが電子透かしとして埋め込まれ、データコンテンツが暗号鍵で暗号化されて供給される。暗号化データコンテンツはデータ管理センタからの暗号鍵を用いて復号して利用され、保存では別の暗号鍵を用いて暗号化される。データコンテンツを他のユーザに複写・転送するには、他のユーザのユーザデータを電子透かしを埋め込むシナリオがデータ管理センタに登録され、電子透かしが埋め込まれたデータコンテンツが別の暗号鍵で暗号化されて供給される。シナリオで他のユーザの正当性が確認されると、他のユーザに別の暗号鍵が配送され、暗号化データコンテンツは別の暗号鍵で復号して利用され、保存では別の暗号鍵で暗号化される。データコンテンツの不正な複写・転送が行われた場合には電子透かしの確認でその利用者を特定できる。
請求項(抜粋):
ユーザがデータセンタのデータコンテンツを利用するデータ管理システムであって:前記データ管理システムは、データセンタとキーセンタからデータ管理センタが構成され;第1ユーザは前記キーセンタに、データコンテンツ名を指定し、ユーザデータを提示して第1秘密鍵及び第2秘密鍵の配送を要求し;前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵の配送を要求された前記キーセンタは、前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を生成し前記データコンテンツ名,前記第1ユーザデータ,前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を保管するとともに、前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を前記第1ユーザに配送し;前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を配送された前記第1ユーザは配送された前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を装置内に保存し;前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を装置内に保存した前記第1ユーザが、前記第1ユーザデータを提示し、前記データコンテンツ名を指定して前記データセンタに前記データコンテンツの配送を要求し;前記データコンテンツの配送を要求された前記データセンタが、前記第1ユーザが提示した前記第1ユーザデータ及び前記データコンテンツ名を前記キーセンタに転送して前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵の転送を依頼し;前記第1ユーザデータ及び前記データコンテンツ名を転送された前記キーセンタが、前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を前記データセンタに転送し;前記第1秘密鍵及び前記第2秘密鍵を転送された前記データセンタは、前記第1ユーザデータを前記第1ユーザが要求する前記データコンテンツに電子透かしとして埋め込んで第1加工データコンテンツに加工し、前記第1加工データコンテンツを前記第1秘密鍵を用いて暗号化して第1暗号化加工データコンテンツとし、前記第1ユーザに配送するとともに前記第1加工データコンテンツの加工プロセスの第1シナリオを保管し;前記第1暗号化加工データコンテンツを配送された前記第1ユーザが、前記第1暗号化加工データコンテンツを前記第1秘密鍵を用いて復号して利用し、この時に前記第1秘密鍵が破棄され;前記第1加工データコンテンツが保存装置内に保存される際には、前記第2秘密鍵を用いて暗号化されて保存され;前記第1暗号化加工データコンテンツが再利用される際には、前記第2秘密鍵を用いて再復号されて再利用され;前記第1加工データコンテンツが再保存される際には、前記第2秘密鍵を用いて再暗号化されて保存され;前記第1ユーザが前記第1加工データコンテンツを第2ユーザに転送する時には、前記第1ユーザが第2ユーザデータコンテンツを前記第1加工データコンテンツに電子透かしとして埋め込んで第2加工データコンテンツに加工し、前記第2加工データコンテンツを前記第2秘密鍵を用いて暗号化して第2暗号化加工データコンテンツとし、前記第2ユーザに転送するとともに前記第2加工データコンテンツの加工プロセスの第2シナリオを前記キーセンタに転送して登録し;前記第2暗号化加工データコンテンツを転送された前記第2ユーザは前記キーセンタに前記データコンテンツ名を指定し、前記第2ユーザデータを提示して前記第2秘密鍵及び第3秘密鍵の配送を要求し;前記第2秘密鍵及び前記第3秘密鍵の配送を要求された前記キーセンタは前記第2シナリオによって前記第2ユーザが正当なユーザであることを確認し、前記第3秘密鍵を生成し保管するとともに、前記第2秘密鍵及び前記第3秘密鍵を前記第2ユーザに配送し;前記第2秘密鍵及び前記第3秘密鍵を配送された前記第2ユーザが前記第2暗号化加工データコンテンツを前記第2秘密鍵を用いて復号して利用し、この時に前記第2秘密鍵が破棄され;第2加工データコンテンツが保存される際には、前記第3秘密鍵を用いて再暗号化されて保存され;前記第2加工データコンテンツが再利用される際には前記第3秘密鍵を用いて復号されて再利用され;前記第2加工データコンテンツが再保存される際には、前記第3秘密鍵を用いて前記第2加工データコンテンツが再暗号化されて再保存され;以後、同様な動作が繰り返される。
IPC (6件):
G06F 17/30 ,  G06F 15/00 330 ,  G09C 1/00 660 ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387 ,  H04N 7/167
FI (6件):
G06F 15/40 320 B ,  G06F 15/00 330 Z ,  G09C 1/00 660 F ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387 ,  H04N 7/167 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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