特許
J-GLOBAL ID:200903003666832994

スプライン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-212857
公開番号(公開出願番号):特開平6-058341
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 スプラインシャフトおスプラインボスの中心軸を高精度に一致させると共に、この両者ががた付かないようにする。【構成】 スプライン歯21のうち、スプラインシャフト20の周方向略等間隔に分散配置された3本のスプライン歯21については、両端部21a,21bのみとし、これらの間に収納溝22を設ける。各収納溝22にはそれぞれ、ばね鋼からなるキー30を取り付ける。スプラインシャフト20をスプラインボス10のボス孔11に嵌入させた状態において、キー30はそのばね力により、脚部32の底面をスプラインシャフト20における収納溝22の底面に押圧接触させ、上面31aをスプラインボス10におけるスプライン溝12の底面に押圧接触させる。
請求項(抜粋):
スプラインボスと、このスプラインボスのボス孔に挿入されたスプラインシャフトとを具備し、スプラインシャフトの外周面に軸線方向に沿って設けられた複数のスプライン歯を、上記ボス孔の内周面に軸線方向に沿って設けられた複数のスプライン溝に噛合させることによって、スプラインボスとスプラインシャフトとを相対回転不能で、軸線方向へ相対摺動可能に連結するスプライン装置において、上記スプラインシャフトの周方向に分散配置された少なくとも1つの上記スプライン歯が、スプラインシャフトとは別体に形成された弾性を有する係合片で構成されて、スプラインシャフトに周方向へ移動不能に取り付けられており、この係合片がスプラインシャフトの径方向内側に弾性変形されて収容され、その弾性によりスプラインボスとスプラインシャフトとに押圧接触していることを特徴とするスプライン装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-203228

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