特許
J-GLOBAL ID:200903003671734127

座席収納機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360023
公開番号(公開出願番号):特開平6-199167
出願日: 1992年12月29日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 座席の数を増減させて車両内のスペースを有効活用し、車内がすいている時には乗客が自由に座席を引き出して使用でき、また、座席を使用位置で保持する保持装置が、ささいな外力によってその保持機能を解除されてしまうことのない座席収納機構を提供する。【構成】 座席3は、座席収納体2より突出した使用位置と、座席収納体2に収納された収納位置との間を、回動可能となっている。座席3が座席収納体2に収納された状態で、施錠装置23の第1のエアーシリンダー26が駆動すると、ピン28が座席3に設けた凹部29に嵌まったり外れたりする。また、保持装置30の第2のエアーシリンダー33の駆動によって、軸部材36が上下動する。軸部材36の下端には、フック状の係合部材40が取り付けられており、この係合部材40は、軸部材36の上下動に基づいて、座席3に備えられたコ字状係合部材42に嵌まったり外れたりする。
請求項(抜粋):
座席を、立設された座席収納体に収納する収納位置と、座席収納体より突出した使用位置との間を回動可能にするとともに、その使用位置から収納位置へ向かうように、座席の重みに抗してバネ材により付勢している座席収納機構において、座席を前記収納位置で施錠または解錠するように、第1のエアーシリンダーの駆動によって移動する移動部材が、前記座席に備えられる凹部に、嵌まったり外れたりする施錠装置と、座席を前記バネ材の付勢力に抗して前記使用位置に保持するように、第2のエアーシリンダーの駆動によって作動する作動部を有する保持装置とを備えており、この作動部は、フック状の係合部材を備えるとともに、座席が収納位置と使用位置との間を回動する際に、もしくは、前記第2のエアーシリンダーの駆動によって作動する際に、このフック状の係合部材が、前記座席に備えられる受部付きの係合部材に嵌まったり、外れたりすることを特徴とする座席収納機構。
IPC (2件):
B60N 2/30 ,  B61D 33/00

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