特許
J-GLOBAL ID:200903003678446402

鋼板の酸洗方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004015
公開番号(公開出願番号):特開平6-212462
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】特殊薬品を用いることなく、鋼板表面の酸化膜を完全に除去するとともに、鋼板表面の変色も防止する。【構成】図1に示されるように、酸化膜状態毎に前記酸洗液濃度と酸洗液温度との関係で酸化膜除去能力を求めておき、生成される酸化膜状態に応じて酸洗条件を酸化膜除去可能な下限域に逐次変更しながら酸洗いを行う。また、前記酸洗液濃度とライン速度との関係下で変色有りの領域に該当する場合には酸洗後の洗浄条件を増加して一時的に洗浄能力を高める。
請求項(抜粋):
予め、鋼板表面に生成される酸化膜性状毎に酸洗液濃度と酸洗液温度との関係下で酸化膜除去性能を把握するとともに、酸洗液濃度とライン速度との関係下で後の変色の有無を把握しておき、連続酸洗設備において、酸洗条件を鋼板表面に生成された酸化膜状態毎に前記酸洗液濃度と酸洗液温度との関係下における酸化膜除去可能な下限域に逐次変更しながら酸洗いを行うとともに、前記酸洗液濃度とライン速度との関係下で変色有りの領域に該当する場合には酸洗後の洗浄条件を増加して一時的に洗浄能力を高めることを特徴とする鋼板の酸洗方法。

前のページに戻る