特許

J-GLOBAL ID：200903003698756688

防音材

発明者： 安田 善一 ,  二之宮 藤雄 ,  小笠原 豊 ,  古河 雅澄
出願人/特許権者： 豊田合成株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-116190
公開番号（公開出願番号）：特開平8-310314
出願日： 1995年05月15日
公開日（公表日）： 1996年11月26日
要約：

【要約】【目的】騒音源が多数存在し、異なる周波数レベルの騒音が発生したとしても、その騒音を効率的に吸収し、様々な角度から入射される騒音に対しても充分な防音性能を発揮しうる防音材を提供する。【構成】フードパネルPのエンジンルーム側の面には種々のサイズ、形状及び種類を備えた粉砕ゴムよりなる粉砕ゴム層2と、これを被覆する被覆層3とを備えた防音材1が取着される。防音材1のうち騒音発生側の面にはディンプル状の吸音凹部4が形成されている。多数の粒状の粉砕ゴム自身及び粉砕ゴム間の空隙により騒音が個々局所的に吸収されうる。また、吸音凹部4により実質的表面積が増大し、騒音の波が防音材1の内側表面に当たる確率、特により垂直に近い状態で当たる機会が増すこととなる。さらに、入射した騒音の波が、吸音凹部4の一部に当たった場合には、反射して別の部位に当たる機会も増大し、その際吸音の機会が確保されることなる。

請求項（抜粋）：

被取着体(P)に取着され、当該被取着体(P)の内側で発生した騒音の外側への伝播を抑制するための防音材(1)であって、ゴム状弾性を有する多数の粒状弾性体よりなる粒状弾性体層(2)と、前記粒状弾性体層(2)を被覆する被覆手段(3)とを有し、少なくとも一部の内側表面には凹凸(4,11,12)を設けたことを特徴とする防音材。

IPC (4件)：

B60R 13/08 ,  E04B 1/86 ,  G10K 11/162 ,  G10K 11/16

FI (5件)：

B60R 13/08 ,  E04B 1/86 B ,  E04B 1/86 Q ,  G10K 11/16 A ,  G10K 11/16 D