特許
J-GLOBAL ID:200903003699822218

海水の淡水化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-257420
公開番号(公開出願番号):特開平8-089958
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 海水からの製塩の際に発生する採塩後の排水を利用して安価に淡水を得る。【構成】 海水をイオン交換膜を用いて濃縮し、その濃縮液を分離した後の稀薄かん水を逆滲透膜を用いて脱塩し、淡水を得るようにした。海水を淡水化する場合に、その海水の塩分濃度は約3.5%であり、浸透圧が24.8kg/cm2、逆浸透処理する場合圧力水ポンプ圧力は、その約2倍の50kg/cm2 が必要である。これに対して海水をイオン交換膜で濃縮処理した後の排水の濃度は、25°Cで塩分濃度が約2.45%である。このため、圧力水ポンプの圧力は35kg/cm2 で足りる。そして、塩濃度が2.45%と低いため処理量が約1.2倍に向上する。
請求項(抜粋):
イオン交換膜を用いた海水の濃縮処理装置の後段に、逆浸透膜を用いた海水の淡水化装置を設け、その逆浸透膜装置6を上記濃縮処理装置の稀薄かん水の排出管に連結したことを特長とする海水の淡水化装置。
IPC (4件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 61/44 500 ,  B01D 61/58
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-014585

前のページに戻る