特許
J-GLOBAL ID:200903003703259957

ハウリングキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小森 久夫 ,  村上 辰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-076941
公開番号(公開出願番号):特開2006-262098
出願日: 2005年03月17日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】 長い残響音に対応し、かつ短い周期で更新する適応フィルタを備え、効率的にハウリングをキャンセルできるハウリングキャンセラを提供する。【解決手段】 チャンネルディバイダ10は、中高周波数帯域の信号をディレイ回路11に出力する。中低周波数帯域の信号はダウンサンプリングしてディレイ回路15に出力する。適応フィルタ12は、サンプリング周波数が高く、伝達関数が短い。一方で適応フィルタ16は、サンプリング周波数が低く、伝達関数が長い。それぞれの出力する模擬信号を加算器13と加算器19で入力信号から差し引く。これにより残響音の長い低音域のハウリングを効率的に抑制しながら、高音域のハウリングまで効率的に抑制することが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
スピーカに出力される信号を周波数帯域毎に複数の成分信号に分割する分割手段を備えるとともに、 各成分信号毎に、 成分信号を所定の時間遅延して遅延信号を出力する遅延手段と、 遅延信号をフィルタリングしてスピーカからマイクロフォンに至る帰還音声信号の模擬信号を出力し、模擬信号で帰還音声信号をキャンセルした後の誤差信号と遅延信号とを基にして音響帰還路の伝達関数を推定する適応フィルタと、 帰還音声信号から模擬信号を減算して誤差信号を出力する加算器と、を設け、 前記各適応フィルタは、処理する成分信号の周波数帯域に応じたサンプリング周波数で動作することを特徴とするハウリングキャンセラ。
IPC (2件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23
FI (2件):
H04R3/02 ,  H04B3/23
Fターム (8件):
5D020CC05 ,  5D020CC06 ,  5K046CC29 ,  5K046HH11 ,  5K046HH55 ,  5K046HH56 ,  5K046HH57 ,  5K046HH79

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