特許
J-GLOBAL ID:200903003706852020

通信回線交換方式及び通信回線交換機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274298
公開番号(公開出願番号):特開平5-114955
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 通信回線の有効利用を図り、通信費を削減する。【構成】 発信局1から最終着信先3までの距離が長いときに、一般公衆回線5に代え、最寄りの中継局2までは既設の専用回線4を使用可能にする方式であって、発信局1に設置される通信回線交換機10に通信回線を選択するための手段11、14を設け、一方、中継局2に設置される通信回線交換機20には、専用回線4から着信した信号を一般公衆回線6を介して最終着信局3に転送するための手段21、22を設けた。
請求項(抜粋):
発信側通信機から発信されるデータ信号を、特定利用者間で専用する専用回線と一般公衆回線のいずれか一方を選択して伝送する発信側通信回線交換機と、選択された通信回線より入力した前記データ信号を着信側通信機に導くための少なくとも一つの着信側通信回線交換機とを備え、着信側通信回線交換機の入力回線と出力回線の少なくとも一方に前記専用回線を使用する通信回線交換方式であって、前記発信側通信回線交換機は、前記発信側通信機で入力された通信先番号を解読してそれが専用回線用のものか一般公衆回線用のものかを判別する通信回線判別手段と、前記着信先通信機の最寄りの専用回線地区番号と一般公衆回線地区番号とを対応させ、登録する地区番号登録手段と、前記通信先番号が一般公衆回線用の番号のときにその地区番号部分に対応する専用回線地区番号が登録されているか否かを前記地区番号登録手段より検索する検索手段と、前記通信先番号が一般公衆回線用の番号で且つ該番号に対応する専用回線地区番号が登録されているとき又は専用回線用の番号であるときは専用回線を選択し、前記通信先番号が専用回線地区番号との対応登録がなされていない一般公衆回線地区番号であるときは一般公衆回線を選択する通信回線選択手段とを少なくとも有し、前記着信側通信回線交換機は、入力回線から着信した通信先番号を解読してその地区番号が自己に接続された通信機宛であるか否かを判別するとともに、自己に接続された通信機宛でないときは転送すべき回線を選択する地区番号判別手段と、この地区番号判別手段で自己に接続された通信機宛と判別されたときは、着信したデータ信号を専用回線を通じて当該通信機に導くとともに、自己に接続された通信機宛でないと判別されたときは入力回線から着信したデータ信号を選択された通信回線に転送する通信回線転送手段とを少なくとも有することを特徴とする通信回線交換方式。

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