特許
J-GLOBAL ID:200903003712366057

電力系統安定化装置及びその電源制限方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257778
公開番号(公開出願番号):特開2000-092714
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】電力系統安定化装置で、子局単独制御の実施に用いる安定限界潮流値の関係式の作成が、オンライン系統からのデータ収集では時間がかかる。【解決手段】オンライン系統情報で想定故障について周期的にシミュレーションし、子局装置に電制機情報を設定する中央安定化装置1に、予測系統情報の作成も可能な演算系統作成部12と、関係式用データを蓄積して上記の関係式を作成する関係式作成部13を備える。演算系統作成部12は関係式のない場合、需要予測や発電機の運用計画とオンライン情報とから、単位時間毎の予測系統を次々と作成し、想定故障に対する潮流値と電制量を組とするデータを先行的に取得し、条件を満たすデータの蓄積がなされると1次近似等による関係式を作成して子局装置に出力し、その追加電制判定部に設定する。
請求項(抜粋):
複数の発電機から電力を供給される電力系統について、中央装置で想定故障毎に系統の安定を維持する電制機を周期的に求めて子局装置に設定し、前記子局装置が単独で、電制量と潮流値の関係式による現潮流値に対する前記電制機の評価を行い、前記系統の安定が困難と評価された場合は追加電制機を決定し、故障発生時に追加を含む電制を実施する電力系統安定化装置の電源制限方法において、前記関係式を作成するための電制量と潮流値の対応関係データを、負荷変動の大きな時期を含む所定期間の予測系統から収集し、前記対応関係データの先行蓄積によって前記関係式を早期に作成することを特徴とする電力系統安定化装置の電源制限方法。
Fターム (5件):
5G066AA01 ,  5G066AA03 ,  5G066AD01 ,  5G066AD09 ,  5G066AE09

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