特許

J-GLOBAL ID：200903003712653137

洗濯機用振動減衰装置

発明者： 齋藤 秀明 ,  水野 恵一郎 ,  川眞田 智 ,  石野 裕一
出願人/特許権者： 株式会社ブリヂストン
代理人 (1件)： 中島 淳 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-016460
公開番号（公開出願番号）：特開平5-208092
出願日： 1992年01月31日
公開日（公表日）： 1993年08月20日
要約：

【要約】【目的】 電気粘性流体を用いて洗濯機の処理槽に及ぶ振動減衰力を可変でき、最適な防振状態を得、静音化も果たし、また、振動減衰力が周囲温度の影響を受けない等、安定した防振を得る。【構成】 洗濯機10のハウジング12に、処理槽14が支持され、ハウジング12と処理槽14との間には、一対の容積変形室48、49が介在されている。処理槽14の内槽18の回転によって処理槽14が振動すると、これに伴い、容積変形室48、49が交互に容積縮小増大変形し、電気粘性流体がオリフィス54を通過して、容積変形室間に出入りする。オリフィス54では、電気粘性流体に電圧が印加され、印加電圧に応じて電気粘性流体の粘性は変化し、そして粘性に応じた振動減衰力が処理槽14に及ぶ。印加電圧は、制御回路152によって制御される。

請求項（抜粋）：

洗濯機のハウジングとハウジング内に支持された処理槽との間に介在され処理槽の振動に伴い交互に容積が縮小増大変形する一対の容積変形室と、前記容積変形室に収容されるとともに印加電圧に応じて粘性が変化する電気粘性流体と、前記容積変形室間を連通し容積変形室の容積縮小拡大に伴い電気粘性流体を通過させる絞り通路と、前記絞り通路に配置され絞り通路を通過する電気粘性流体に電圧を印加する一対の電極と、印加電圧を制御する電圧制御手段と、を備えたことを特徴とする洗濯機用振動減衰装置。