特許
J-GLOBAL ID:200903003713856546

自己免疫疾患モデル動物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000002023
公開番号(公開出願番号):WO2000-057695
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月05日
要約:
【要約】尋常性天疱瘡(PV)は、デスモグレイン3(Dsg3)に対する抗体により引き起こされる致命的となりうる皮膚及び粘膜の自己免疫疾患である。rDsg3で免疫したDSG3-/-マウスの脾細胞を、Dsg3タンパク質を発現するRAG2-/-免疫不全マウスへと養子移入すると、永続的な抗Dsg3 IgGの産生が起こった。このような血中IgGは、インビボでDsg3タンパク質に結合し、ケラチノサイトの細胞間接着の破壊を引き起こし、口腔粘膜内の水疱形成及び休止期毛の消失を含む、尋常性天疱瘡表現型をもたらした。これは、6ヶ月以上にわたり持続した。本発明の方法を利用すれば、種々の自己免疫疾患に関する活性疾患動物モデルを作製することが可能である。
請求項(抜粋):
自己免疫疾患の抗原タンパク質に反応する抗体の産生またはT細胞の活性化により、自己免疫疾患の表現型を示す非ヒト哺乳動物。
IPC (2件):
A01K 67/027 ,  C12N 15/09
FI (2件):
A01K 67/027 ,  C12N 15/00 A

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