特許
J-GLOBAL ID:200903003718905103

燃料噴射式2サイクルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108885
公開番号(公開出願番号):特開平9-291840
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【目的】 低負荷域において失火を防止し、不整燃焼の減少と燃費の改善を図ることができる燃料噴射式2サイクルエンジンを提供すること。【構成】 燃料をシリンダ3内に直接噴射するとともに、燃料噴射後に燃焼室Sにおいて形成される空気と燃料との混合気に点火するようにした燃料噴射式2サイクルエンジン1において、排気ポート18aの開閉タイミングを制御する排気ポート開閉タイミング制御装置を配置し、中負荷時より低負荷時の方が、排気ポート18aを閉じるタイミングを遅らせるとともに同排気ポート18aを開くタイミングを早め、且つ、燃料噴射開始タイミングも遅らせるようにする。本発明によれば、中負荷時よりも低負荷時の方が、排気ポート18aを閉じるタイミングを遅らせることにより、排気ポート18aの閉時の燃焼室S内ガスに占める既燃焼ガス割合を減少させることができるため、着火性を高めることができる。又、混合気密度が高くなる分、一旦着火した後に火炎は消炎することなく伝播して燃焼を完了する。これにより燃費の改善や不整燃焼の抑制を図ることができる。
請求項(抜粋):
燃料をシリンダ内に直接噴射するとともに、燃料噴射後に燃焼室において形成される空気と燃料との混合気に点火するようにした燃料噴射式2サイクルエンジンにおいて、排気ポートの開閉タイミングを制御する排気ポート開閉タイミング制御装置を配置し、中負荷時より低負荷時の方が、排気ポート閉タイミングを遅らせるとともに排気ポート開タイミングを早め、且つ、燃料噴射開始タイミングも遅らせるようにしたことを特徴とする燃料噴射式2サイクルエンジン。
IPC (8件):
F02D 41/02 335 ,  F02B 23/10 ,  F02B 25/20 ,  F02B 29/08 ,  F02D 9/04 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 310
FI (9件):
F02D 41/02 335 ,  F02B 23/10 F ,  F02B 25/20 R ,  F02B 29/08 B ,  F02D 9/04 H ,  F02D 13/02 J ,  F02D 13/02 A ,  F02D 41/34 F ,  F02D 45/00 310 J

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