特許
J-GLOBAL ID:200903003719325640

ネツトワーク運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338164
公開番号(公開出願番号):特開平5-035714
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】複数の供給点と消費点を結ぶ輸送網において、運用上要求される種々の条件を満足した運用計画を高速に立案する。【構成】まず、計画立案に必要となる諸条件を設定し(11)、配分計画を最小費用流問題として定式化して計算する(12)。ここで求められる最小費用流は、物質保存の条件と貯水量および流量の上下限値のみを満足した最小費用流である。このような最小費用流は、数理計画法による高速計算が可能である。しかしながら、流量の時間変動が大きく現実運用には適用できないため、流量の平滑化を中心として、運用上要求される他の諸条件を満足するように解を改善する(13)。以上の処理を行なって得られた計画値を運用計画者が判定し(14)、不適当であると判断した場合には、設定条件を変えて再び処理を繰り返す。
請求項(抜粋):
複数地点を結ぶ輸送網において、供給点、消費点、貯蔵点、中継点をノード、ノード間を結ぶ輸送路をアークとした空間ネットワークを、運用を計画する各時刻毎に単位時間の個数分構成して並べ、各空間ネットワークの貯蔵点に対応するノード同士を、貯蔵量を表わすアークで結び、さらに仮想的供給点をソースノード、仮想的消費点をシンクノードとして1点ずつ設け、ソースノードと初期時刻の空間ネットワークの各貯蔵点とを初期貯蔵量を表すアークで結び、シンクノードと最終時刻の空間ネットワークの各貯蔵点とを最終貯蔵量を表すアークで結んだ多層状の拡張ネットワークを用い、各ノードでの物質収支および各アークでの輸送量および貯蔵量の上下限値を制約条件として、各アークでの輸送量および貯蔵量の単位量当り費用を表わすコスト係数から総費用を求め、該総費用を最小にする、該拡張ネットワーク上の最小費用流を数理計画法によって計算し、運用上要求される他の制約条件を満足するように、該最小費用流を改善することによって、輸送量および貯蔵量の動的な計画値を立案するネットワーク運用方法。
IPC (2件):
G06F 15/20 ,  G06F 15/21

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