特許
J-GLOBAL ID:200903003721269919

受液器一体型凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141928
公開番号(公開出願番号):特開平9-324962
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 受液器3を一体化した受液器一体型凝縮器1において、フィルタ性能を長期間にわたって保証できるようにする。【解決手段】 受液器3内に、冷媒入口9から冷媒出口10、11cに向かう液冷媒が通過するようにフィルタ12を配置し、このフィルタ12は、受液器3の上方側に冷媒流入口を持つ筒状の形状に成形するとともに、この筒状の円周面に、異物除去用の網目状部材12aを配置する。冷媒流入口から流入した冷媒が網目状部材12aを半径方向に通過するようにし、さらに、フィルタ12の筒状形状の内部空間を仕切り板にて複数の空間に仕切って、冷媒が複数の並列な冷媒流路をほぼ均等に流れるようにする。これにより、網目状部材12aの特定箇所に異物が集中的に溜まるのを防止する。
請求項(抜粋):
冷媒を凝縮させる凝縮部(2)を有する凝縮器(1)に、前記凝縮部(2)で凝縮した冷媒の気液を分離し、液冷媒を導出する受液器(3)を一体化した受液器一体型凝縮器において、前記受液器(3)内に開口し、前記凝縮部(2)で凝縮した冷媒が流入する冷媒入口(9)と、前記受液器(3)において、前記冷媒入口(9)より下方位置に設けられ、前記受液器(3)内の液冷媒を導出する冷媒出口(10、11c)と、前記受液器(3)内に前記冷媒入口(9)から前記冷媒出口(10、11c)に向かう液冷媒が通過するように配置され、冷媒中の異物を除去するフィルタ(12)とを備え、前記フィルタ(12)は、前記受液器(3)の上方側に冷媒流入口(12e)を持つ筒状の形状に成形され、この筒状の円周面に、異物除去用のフィルタ面(12a)が配置されており、前記フィルタ(12)の上方側の前記冷媒流入口(12e)から流入した冷媒が前記フィルタ面(12a)を半径方向に通過するようになっており、さらに、前記フィルタ(12)の筒状形状の内部空間は、複数の並列な冷媒流路を形成するように、複数の空間に仕切られていることを特徴とする受液器一体型凝縮器。
IPC (3件):
F25B 39/04 ,  B60H 1/32 613 ,  F25B 43/00
FI (4件):
F25B 39/04 S ,  B60H 1/32 613 A ,  F25B 43/00 W ,  F25B 43/00 L
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-012562
  • 特開昭59-228849
  • 特開平4-043271

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