特許
J-GLOBAL ID:200903003733829731

圧縮動画像特殊効果装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046371
公開番号(公開出願番号):特開平8-223480
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 フレーム間の相関性を用い、ブロック単位で圧縮符号化された動画像信号に対し、編集による画質劣化を抑えてワイプの画像効果を実現すること。【構成】 合成制御手段13はブロック単位でスイッチ3と4を切り換え、圧縮動画像AとBを合成したワイプ画面を出力する。但し、ワイプの境界線付近で予測ブロックが合成前の圧縮動画像と合成後の圧縮動画像で異なる場合は、フレームメモリ6、7に蓄積されている非圧縮画像を利用する。符号化手段9はワイプ境界線を含むブロックを圧縮画像に変換する。スイッチ11はワイプ境界線を含まないブロックのとき、出力バッファ10の画像信号に切り換え、ワイプ境界線を含むブロックのとき、符号化手段9の画像信号に切り換える。こうすると全画面を伸張した後編集し、再び圧縮する方式に比べ、画質劣化が少なくなる。
請求項(抜粋):
フレーム画像がm×n(m,nは自然数)画素のブロックに分割され、各ブロックがフレーム内符号化、又は過去のフレームに対する予測ブロックとの差分を用いて順方向予測符号化が行われている第1及び第2の圧縮動画像信号に対し、前記第1及び第2の入力圧縮動画像の各フレーム画像を、ワイプパターンに基づき順次合成し、ワイプ効果を施した圧縮動画像信号を出力する圧縮動画像特殊効果装置であって、前記第1の圧縮動画像信号を一時保持する第1の入力バッファと、前記第2の圧縮動画像信号を一時保持する第2の入力バッファと、前記第1又は第2の入力バッファに保持された第1又は第2の圧縮動画像信号を非圧縮のフレーム画像信号に復号化する復号化手段と、前記復号手段で復号化された第1の画像信号をフレーム単位で一時保持する第1のフレームメモリと、前記復号手段で復号化された第2の画像信号をフレーム単位で一時保持する第2のフレームメモリと、第1の画像信号を第2の画像信号でワイプするとき、ワイプパターンとワイプ速度を入力するワイプ入力手段と、現フレームの出力ブロックにワイプ線が含まれるとき、及び現フレームの出力ブロックに対応する前フレームのブロックにワイプ線が含まれるとき、前記出力ブロックに対応する第1及び第2の画像信号を前記第1及び第2のフレームメモリより読み出し、前記ワイプ入力手段のワイプ線に基づき合成ブロックを作成し、合成ブロックの画像信号を入力圧縮動画像信号と同じ方式で符号化する符号化手段と、前記第1又は第2の入力バッファに保持された第1又は第2の圧縮動画像信号を切り換えて一時保持する出力バッファと、前記ワイプ入力手段からワイプパターンとワイプ速度が入力されたとき、連続する各フレームのワイプ線の位置を指示すると共に、現フレームの出力ブロックにワイプ線が含まれるとき、及び現フレームの出力ブロックに対応する前フレームのブロックにワイプ線が含まれるとき、出力ブロックの画像信号として前記符号化手段の画像信号を出力し、現フレームの出力ブロックにワイプ線が含まれないで、現フレームの出力ブロックに対応する前フレームのブロックにもワイプ線が含まれないとき、出力ブロックの画像信号として前記出力バッファの画像信号を出力する合成制御手段と、を具備することを特徴とする圧縮動画像特殊効果装置。
IPC (2件):
H04N 5/262 ,  H04N 5/937
FI (2件):
H04N 5/262 ,  H04N 5/93 C

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