特許
J-GLOBAL ID:200903003735622760

回転機のロータ抜き取り、挿入装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023317
公開番号(公開出願番号):特開平11-225460
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 回転機の巻線を傷つけることなくステータからロータを抜取り、挿入する。【解決手段】 ロータ10の一方側の軸10bに継ぎシャフト12を装着し、回転機9をステータ用台車8に載せる。固定側ロータ吊り装置1および移動側ロータ吊り装置2によって継ぎシャフト12を装着したロータ10を吊り上げて固定したまま、ステータ用台車8を移動させてステータ11をロータ10から抜取る。ロータ用台車7をロータ10の下方に移動し、固定側ロータ吊り装置1および移動側ロータ吊り装置2により継ぎシャフト12を装着したロータ10を吊り下げてロータ用台車7に載せる。固定側ロータ吊り装置1および移動側ロータ吊り装置2からロータ10および継ぎシャフト12を外す。ステータ用台車8をロータ用台車7から遠ざけて移動してステータ11をロータ10および継ぎシャフト12から引抜く。ロータ10から継ぎシャフト12を取り外す。
請求項(抜粋):
回転機のステータからロータを抜き取りまたはステータへロータを挿入するための装置において、所定間隔を開けて敷設された2本の平行なレールからなるロータ吊り装置用レールと、前記ロータ吊り装置用レールの内側に、前記ロータ吊り装置用レールの2本のレールの間隔よりも狭い間隔を開けて前記ロータ吊り装置用レールと平行に敷設された2本の平行なレールからなる台車用レールと、継ぎシャフトが装着されたロータの一端を吊るための、前記ロータ吊り装置用レールの一端側に固定して設けられた、固定側ロータ吊り装置と、前記継ぎシャフトが装着された前記ロータの他端を吊るための、前記ロータ吊り装置用レール上を移動可能な移動側ロータ吊り装置と、前記台車用レール上を移動可能な、ロータを載せるためのロータ用台車と、前記台車用レール上を移動可能な、ステータを載せるためのステータ用台車とからなり、前記固定側ロータ吊り装置は、複数本の鉛直部および前記鉛直部の上部を連結する水平部からなる枠体と、前記水平部に設置された、上下方向および前記レールと直交する水平方向に移動可能なロータ吊り機構とからなり、前記移動側ロータ吊り装置は、複数本の鉛直部および前記鉛直部の上部を連結する水平部からなる枠体と、前記水平部に設置された上下方向および前記レールと直交する水平方向に移動可能なロータ吊り機構と、前記鉛直部の下端に設けられた前記ロータ吊り装置用レール上を移動するための車輪とからなることを特徴とする回転機のロータ抜き取り、挿入装置。

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