特許
J-GLOBAL ID:200903003739029265

車両の車輪用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-338304
公開番号(公開出願番号):特開平11-268504
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】長手方向に配置された2つ以上の糸状要素を内蔵する、ストリップ状要素をタイヤに対して横断状に交互の連続的な部分内に配置することにより、1つ又は2以上のカーカスプライを製造することでカーカスの製造時間を著しく短縮する。【解決手段】ストリップ状要素13の配置は、各々、半径方向に伸長する2つのサイド部分と、半径方向外方位置にて伸長するクラウン部分とを備える、交互の配置部分23、24にて行われる。配置部分の各々のサイド部分は、隣接する配置部分に属するサイド部分と少なくとも部分的に重なり合わされる。固着要素31の軸方向外方にある、環状インサート32を備える環状構造体4がカーカスプライ3と関係付けられている。ベルト構造体5、トレッドバンド8及びサイドウォール9がこのようにして形成されたカーカス構造体2と組み合わされて、タイヤ1を形成する。
請求項(抜粋):
車両の車輪用タイヤであって、該タイヤ(1)の横断面のプロファイルの周りで各々が略U字形の形態にて伸長する配置路に沿って配置された、少なくとも1つの糸状要素(13a)にて形成された少なくとも1つのカーカスプライ(3)と、各々が該カーカスプライ(3)のそれぞれの周方向内端縁近くに係合した、一対の周方向に延伸不能な環状構造体とを有するカーカス構造体(2)と、その周方向外方位置にて該カーカス構造体(2)に取り付けられたベルト構造体(5)と、その周方向外方位置にて該ベルト構造体(5)に取り付けられたトレッドバンド(8)と、両側部位置にてカーカス構造体(2)に取り付けられた少なくとも一対のサイドウォール(9)とを備える、前記車両の車輪用タイヤにおいて、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)が、少なくとも1つの未加硫材料(13b)の層により少なくとも部分的に被覆された長手方向及び平行な複数の糸状要素(13a)から成る、少なくとも1つの連続的なストリップ状要素(13)を備え、前記ストリップ状要素(13)が別個の配置部分(23、24)を備え、該配置部分の各々が、タイヤ(1)の横断面内のプロファイルの周りで略U字形の形態に従って伸長して、軸方向に向けて互いに隔たった位置でタイヤ(1)の幾何学的回転軸線に対し対角状の面内にて略伸長する2つのサイド部分(23a、23c、24a、24c)と、サイド部分(23a、23c、24a、24c)の間の半径方向外方位置にて伸長するクラウン部分(23b、24b)とを画成し、該配置部分(23、24)の各々のクラウン部分(23b、24b)が、タイヤ(1)の周方向伸長部に沿って並んだ関係に配置される一方、配置部分(23、24)の各々のサイド部分(23a、23c、24a、24c)の各々が、少なくとも1つの隣接する配置部分の1つのサイド部分と部分的に重なり合わされることを特徴とするタイヤ。
IPC (9件):
B60C 9/02 ,  B60C 5/14 ,  B60C 9/04 ,  B60C 9/20 ,  B60C 11/00 ,  B60C 15/00 ,  B60C 15/06 ,  B29D 30/34 ,  B29D 30/72
FI (10件):
B60C 9/02 D ,  B60C 5/14 Z ,  B60C 9/04 A ,  B60C 9/04 Z ,  B60C 9/20 B ,  B60C 11/00 F ,  B60C 15/00 M ,  B60C 15/06 M ,  B29D 30/34 ,  B29D 30/72
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭44-020562
  • タイヤの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-180261   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特公昭44-020562
全件表示

前のページに戻る