特許
J-GLOBAL ID:200903003741959482

全方向振動絶縁懸垂システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-111206
公開番号(公開出願番号):特開2000-337439
出願日: 1990年08月15日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 質量を有する物体を加速度場の中に支持し、物体とベースとの間の振動伝達を抑止しながら物体をベースに対して平衡位置に保持するための全方向振動絶縁懸垂システムを提供する。【解決手段】 相互に離間された第1末端と第2末端とを有する第1弾性構造から成る第1振動絶縁装置と、圧縮荷重を受けるように成された第2弾性構造を有し第1振動絶縁装置に軸方向直列に連結された第2振動絶縁装置とを備え。第1弾性構造は、第2末端に対する第1末端の移動に対応する横方向剛さと、物体を支持する軸方向剛さと、軸方向荷重に対応する弾性不安定点を有し、第2弾性構造は、物体を支持する一端と、軸方向剛さと、圧縮荷重に対応する弾性不安定点でゼロの軸方向剛さを有する。
請求項(抜粋):
質量を有する物体を加速度場の中に支持し、物体とベースとの間の振動伝達を抑止しながら物体をベースに対して平衡位置に保持するための全方向振動絶縁懸垂システムにおいて、相互に離間された第1末端と第2末端とを有し、第1末端と第2末端とを結んた軸線に平行な方向を軸方向とした第1弾性構造から成る第1振動絶縁部材であって、前記第1弾性構造は、前記第2末端の回転を伴う事なく前記軸方向に対する任意の実質的横方向において前記第2末端に対する前記第1末端の移動に応じた横方向剛さと、物体を支持する軸方向剛さとを有し、前記第1弾性構造は、前記軸方向荷重に応じて実質的にゼロの横方向剛さとなる弾性不安定点を有し、軸方向荷重を受けて弾性不安定点に近づき、前記物体を支持する軸方向剛さを保持しながら横方向剛さを実質的に低下させる第1振動絶縁装置と、前記第1振動絶縁装置に軸方向に直列に連結された第2振動絶縁装置であって、前記第2振動絶縁装置は、圧縮荷重を受けるように成された第2弾性構造を有し、前記第2弾性構造は、軸方向剛さを有し一端で物体を支持し、前記第2弾性構造は、第2弾性構造に対する圧縮荷重に応じて実質的にゼロの軸方向剛さとなる弾性不安定点を有し、荷重を受けて弾性不安定点に近づき、軸方向剛さを実質的に低下させる第2振動絶縁装置とを有し、前記第1振動絶縁装置および第2振動絶縁装置は物体を軸方向に支持する荷重支持力を有し、物体とベースとの間に連結される事を特徴とする全方向振動絶縁懸垂システム。
IPC (4件):
F16F 15/06 ,  F16F 1/06 ,  F16F 1/18 ,  F16F 1/32
FI (4件):
F16F 15/06 A ,  F16F 1/06 Z ,  F16F 1/18 Z ,  F16F 1/32

前のページに戻る