特許

J-GLOBAL ID：200903003752896881

コンクリート構造体の構築方法

発明者： 大 滝 恒 雄
出願人/特許権者： 鐘淵化学工業株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 俊一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-067000
公開番号（公開出願番号）：特開平6-280388
出願日： 1993年03月25日
公開日（公表日）： 1994年10月04日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 自然石様の突出模様が形成される凹部5を有する発泡樹脂製型枠2と基礎材1との間にコンクリートを打設して、表面に自然石様の突出模様が形成されたコンクリート構造体の構築方法であり、型枠の凹部5にコンクリート硬化体に結合可能な着色材層が形成されており、この着色材層をコンクリート硬化体表面に化学反応により転着することにより模様を着色する方法である。また、この着色材を接着剤でコンクリート硬化体表面に貼着する方法である。【効果】 コンクリート硬化体表面の突出模様に任意にデザインした色彩を付すことができ、こうして形成された着色材層は非常に耐候性が良好である。

請求項（抜粋）：

コンクリートを打設することにより自然石様の突出模様が形成される凹部を有する発泡樹脂製型枠を、基礎材との間にコンクリート打設用の空間を形成して複数個配置し、次いで該空間にコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後該型枠を撤去することにより、表面に自然石様の突出模様が形成されたコンクリート構造体を構築する方法において、該発泡樹脂製型枠の凹部表面にコンクリートの硬化反応に伴ってコンクリート表面に化学的に結合可能な着色材層が形成されており、該コンクリートの硬化反応により該着色材層中の少なくとも一部の成分を、コンクリートと化学的に結合させてコンクリート構造体の自然石様の突出模様の表面を着色することを特徴とするコンクリート構造体の構築方法。

IPC (3件)：

E04G 9/10 101 ,  E02D 29/02 301 ,  E02D 29/02 310