特許
J-GLOBAL ID:200903003755189477

超音波探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 市郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-234350
公開番号(公開出願番号):特開2007-047116
出願日: 2005年08月12日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】 欠陥による反射波を管部材の溶接裏波部による反射波から分離して表示できるようにした超音波探傷方法を提供すること。 【解決手段】 縦波と横波を同時に発信し受信する探触子1を用い、この探触子1から発信される縦波と横波及び横波によるモード変換波を利用して被検査配管2の探傷を実施し、制御・収録・処理装置11により、被検査配管2の溶接部に対する探触子1の位置に応じて横波による反射波と縦波による反射波を使い分け、横波によるエコーについては縦波によるエコーによるものとして処理することにより、被検査配管2の溶接部に存在する欠陥からの反射波の画像を、当該溶接部に存在する溶接裏波部の形状による反射波の画像から分離して表示できるようにしたもの。これにより検出された反射波が溶接裏波部の形状に起因するものであるか、真に欠陥からの反射波であるかの識別性が向上し、欠陥の有無判定の信頼性を向上させることができる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
管状部材の溶接部を超音波探傷して反射波を画像表示し、当該画像を評価して欠陥の有無を判定する方式の超音波探傷方法において、 縦波と横波を同時に発信し受信する超音波探触子により前記管状部材の外表面から当該管状部材中に横波の超音波と縦波の超音波を伝播させ、 前記管状部材の溶接部に対する前記探触子の位置に応じて横波による探傷と縦波による探傷を使い分け、 前記横波の探傷により取り込んだ反射波については、縦波による探傷により取り込んだ反射波として処理してから画像表示し、 前記縦波による探傷により取り込んだ反射波については、縦波による探傷により取り込んだ反射波のまま処理してから画像表示することにより、 前記溶接部に存在する欠陥からの反射波による画像と当該溶接部に存在する溶接裏波部の形状による反射波による画像の分離が与えられるように構成したことを特徴とする超音波探傷方法。
IPC (1件):
G01N 29/04
FI (2件):
G01N29/10 502 ,  G01N29/04 502
Fターム (18件):
2G047AA07 ,  2G047AB01 ,  2G047BA03 ,  2G047BB02 ,  2G047BC09 ,  2G047BC10 ,  2G047CB01 ,  2G047CB02 ,  2G047CB06 ,  2G047DA02 ,  2G047DA03 ,  2G047DB13 ,  2G047EA10 ,  2G047GB27 ,  2G047GG28 ,  2G047GG33 ,  2G047GH02 ,  2G047GH07

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