特許
J-GLOBAL ID:200903003761542685

建設機械の発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284592
公開番号(公開出願番号):特開平11-107311
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 従来より建設機械に装備した油圧回路ではオイルクーラにチェック弁が並設され、オイルクーラの入口側の戻り油圧力が所定圧に上昇したとき前記チェック弁が開口し、オイルクーラが破損するようなトラブルを防止するようにしている。したがって前記戻り油は、前記チェック弁のスプリングにより設定される背圧を生じながら作動油タンクへ戻されるだけで、そのエネルギーは特に有効利用されていなかった。本発明は、前記チェック弁の代替機能を有し、しかもオイルクーラの入口側管路で上昇する戻り油圧力のエネルギーを有効利用できる発電装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、油圧アクチュエータ制御用の方向切換弁の戻り油排出ポートよりオイルクーラの入口側ポートに通じる戻り油用管路と、作動油タンクとの間にバイパスリターン管路を設け、その管路に、回転子と固定子を有し、しかも圧力の上昇する前記戻り油によって駆動される発電機を設けた。
請求項(抜粋):
油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧アクチュエータへの圧油の流通を切換える方向切換弁と、前記方向切換弁からの戻り油を冷却するオイルクーラと、前記オイルクーラの出口側ポートに連通する作動油タンクをそなえている建設機械において、前記方向切換弁の戻り油排出ポートより前記オイルクーラの入口側ポートに通じる戻り油用管路と、前記作動油タンクとの間にバイパスリターン管路を設け、前記バイパスリターン管路に、前記方向切換弁から流出される戻り油によって駆動される発電機を設けたことを特徴とする建設機械の発電装置。
IPC (3件):
E02F 9/00 ,  F03B 17/06 ,  F15B 21/14
FI (3件):
E02F 9/00 C ,  F03B 17/06 ,  F15B 11/00 J

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