特許
J-GLOBAL ID:200903003761563178
排気ガス再循環装置用バルブ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-138586
公開番号(公開出願番号):特開2004-340053
出願日: 2003年05月16日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】常閉型の第1弁体駆動部4および常開型の第2弁体駆動部5を備えたEGRバルブ1において、デポジットによるバルブ31の固着を防止でき、リニアソレノイド21に起磁力が発生しなくなる故障が発生した場合でも、エンジン始動時に、バルブ31が全開状態とならず、エンジンの始動性を確保する。【解決手段】エンジン停止時には、第1、第2圧力室51、52内に共に大気圧を導入してダイヤフラム9を図示下方に弾性変形させて複数個のバルブ31を半開状態で開弁することで、デポジットによる、複数個のバルブ31の、複数個のシート部11での固着を防止できる。また、エンジン始動時には、第1圧力室51内に負圧を導入してダイヤフラム9を図示上方に弾性変形させて複数個のバルブ31を全閉状態とすることで、仮にリニアソレノイド21に起磁力が発生しなくなる故障が発生した場合でも、エンジンの始動性を確保できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関から排出される排気ガスの一部を内燃機関への吸入空気に混入させて、排気ガス中の有害物質を低減する排気ガス再循環装置に適用されて、
吸入空気に混入させる排気ガスの流量を調整する排気ガス再循環装置用バルブであって、
(a)内部を排気ガスが通過する弁孔、およびこの弁孔の周囲に環状のシート部を有するハウジングと、
(b)前記シート部より離座することで前記弁孔を開弁し、且つ前記シート部に着座することで前記弁孔を閉弁する弁体と、
(c)通電されると起磁力を発生する電磁コイルを有し、
内燃機関の運転中に、前記電磁コイルに発生する起磁力に応じて前記弁体を全閉位置から全開位置までの使用範囲内で閉弁または開弁させる常閉型の第1弁体駆動手段と、
(d)内燃機関の運転停止時に、前記弁体を全閉位置と全開位置との間の中間位置にて開弁させ、且つ内燃機関の運転開始時に、前記弁体を全閉位置にて閉弁させる常開型の第2弁体駆動手段と
を備えたことを特徴とする排気ガス再循環装置用バルブ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (19件):
3G062AA01
, 3G062CA01
, 3G062CA06
, 3G062DA01
, 3G062DA02
, 3G062EA07
, 3G062EA12
, 3G062EC01
, 3G062EC02
, 3G062EC04
, 3G062EC05
, 3G062ED01
, 3G062ED04
, 3G062ED10
, 3G062FA02
, 3G062FA05
, 3G062FA09
, 3G062FA23
, 3G062GA21
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