特許
J-GLOBAL ID:200903003762160611

電動射出成形機の型締装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036862
公開番号(公開出願番号):特開平6-246806
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 サーボモータ駆動方式の型締装置において、大型化、複雑化せずにす充分な型締力を得る。【構成】 交流サーボモータ70にてナット部材64を回転させ、雄ネジ部材52を矢印R方向に沿って移動させると、液圧作動盤20とともに可動盤18が同方向に移動させられて、成形金型26が型閉される。割クランプ76にて液圧作動盤20をタイバ16に固定し、雄ネジ部材52を矢印R方向に沿って移動させ、封入液押圧部54を閉鎖室44内に突出させる。封入液押圧部54の突出により、封入液46が大径部54aによって押圧される。封入液46はわずかに圧縮され、大径部54aの押圧力に応じた圧力が発生する。この圧力は、ピストン42及び可動盤18を介して、成形金型26に型締力として作用する。
請求項(抜粋):
機台に固定盤と該固定盤と相対した一定位置に後部盤を固定し、該固定盤と該後部盤の隅にタイバを緊張させるようにして固定し、該固定盤と該後部盤との間にて該タイバに案内されて移動可能な可動盤を載置した電動射出成形機の型締装置において、該後部盤にサーボモータにより回転するナット部材を軸支し、該ナット部材の内孔に雄ネジ桿の一端を螺合し、該ナット部材の回転により、該雄ネジ桿を直進移動可能にし、一方該可動盤の後部に隣接して該可動盤と隙間を生じさせ得るように係合し、該タイバに案内されて移動する液圧作動盤を設け、該雄ネジ桿の先端を該液圧作動盤に係合させて該可動盤を移動させるようにし、該可動盤を前進させ金型を閉じたとき、該液圧作動盤を該タイバの外周に設けた溝に係合させ該液圧作動盤を固定させる液圧作動盤位置固定手段を設け、該液圧作動盤に液体を封入した密閉袋を内蔵させ、該密閉袋内の封入液の増圧により変位し、該可動盤に圧締力を生じさせるためのピストンを設け、該液圧作動盤が該タイバに固定された後の該雄ネジ桿の前進により、該密閉袋が該雄ネジ桿により押圧されて、該ピストンに圧締力を作用するようにした緩衝部材を設けたことを特徴とする電動射出成形機の型締装置。
IPC (2件):
B29C 45/68 ,  B22D 17/26

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