特許
J-GLOBAL ID:200903003763822979

アンテナを起立・収納可能に支持,接続する方法、および、同構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120017
公開番号(公開出願番号):特開平9-307330
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 基板11の上に構成されている高周波回路(図外)に対してアンテナ素子(例えば符号19の部材)を、(a)同軸ケーブルを用いないで、(b)接触不良に因るトラブルを生じる虞れ無く電気的に接続するとともに、基板11に対して起伏操作自在なように機械的に支持する。【解決手段】 基板11に対して、λ/4励振器兼支軸17を固定し、マイクロストリップライン13を介して図外の高周波回路に接続する。絶縁L字管20の第1の筒状部20bは上記λ/4励振器兼支軸17によって回動可能に支持され、該絶縁L字管の第2の筒状部20cはアンテナカバー21を介してλ/2短冊形アンテナ素子19を傾動可能に支持する。該λ/2短冊形アンテナ素子19の給電端は、絶縁スリーブ18を介して、λ/4励振器兼支軸の小径部17aに対して静電容量結合される。
請求項(抜粋):
高周波回路を構成した基板に対してアンテナ素子を機械的に支持するとともに、上記高周波回路に対してアンテナ素子を電気的に接続する方法であって、前記の基板に対して、電気的長さλ/4の支軸の一端を固定するとともに、上記の基板上に形成したマイクロストリップラインを介して上記の支軸を高周波回路に導通せしめ、上記支軸の先端部付近に小径部を形成するとともに、該小径部に電気絶縁性のスリーブを外嵌し、電気的長さλ/2のアンテナ素子の片方の端に、上記スリーブの外周に嵌合する凹形半円弧状の軸受部を形成し、2本の筒を相互に直角に連結した形状のL字管を構成して、その片方の筒を前記支軸の中央部付近に対して回動可能に外嵌するとともに、該支軸の小径部をL字管の屈曲部内の空間に位置せしめ、前記L字管の他方の筒の中に前記アンテナ素子を配置するとともに、該アンテナ素子の少なくとも自由端側の大半をアンテナカバーで覆い、かつ、上記アンテナカバーの根本側を前記L字管の他方の筒に固定して、該L字管の片方の筒が支軸を中心として回動したととき前記アンテナ素子が支軸を中心として傾動するようにし、前記の電気的長さλ/4の支軸を励振器として作動せしめ、かつ、上記支軸の小径部とアンテナ素子の入力端とを、前記電気絶縁性のスリーブを介して静電容量結合せしめることを特徴とする、アンテナを起立・収納可能に支持,接続する方法。
IPC (5件):
H01Q 1/24 ,  H01Q 1/12 ,  H01Q 1/40 ,  H01Q 9/32 ,  H04B 1/38
FI (5件):
H01Q 1/24 Z ,  H01Q 1/12 F ,  H01Q 1/40 ,  H01Q 9/32 ,  H04B 1/38

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