特許
J-GLOBAL ID:200903003765486690
ロックアップクラッチの故障検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103804
公開番号(公開出願番号):特開平11-280893
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機のトルクコンバータに設けられたロックアップクラッチのON故障の判定を精度よく、かつ速やかに行うことを課題とする。【解決手段】 ロックアップOFF指令が出力されている状態で、トルクコンバータの入力回転数と出力回転数の差であるスリップ回転数がほぼゼロとなる状態が所定時間継続したときに、ロックアップクラッチが締結状態で固定されるロックアップON故障が発生したものと判定する構成において、エンジンのスロットル開度が、全閉より大きく、かつロックアップクラッチが解放状態にあってもスリップ回転数ががほぼゼロの状態となるノーロードラインの所定量高スロットル開度側に沿って設定された所定開度KTV2′より小さい領域Z0′にあるときに、上記ロックアップON故障の判定を禁止するように構成する。
請求項(抜粋):
トルクコンバータと、該トルクコンバータを介してエンジンからの動力が入力される変速歯車機構と、該トルクコンバータの入力部材と出力部材とを締結もしくは解放するロックアップクラッチと、上記変速歯車機構の動力伝達経路を切り換える複数の摩擦要素と、上記ロックアップクラッチおよび摩擦要素に供給される作動圧を制御してロックアップクラッチの状態と変速歯車機構のギヤ段とを制御する油圧制御回路とを有する自動変速機における上記ロックアップクラッチの故障検出装置であって、上記トルクコンバータの入力部材と出力部材の間のスリップ回転数を検出するスリップ回転数検出手段と、上記ロックアップクラッチに対して解放指令が出力されている状態で、上記検出手段によって検出されるスリップ回転数ががほぼゼロの状態が所定時間継続したときに、該ロックアップクラッチが締結状態で固定されるロックアップON故障が発生したものと判定する故障判定手段と、上記エンジンのスロットル開度が全閉より大きく、かつ所定開度より小さい領域にあるときに、上記故障判定手段によるロックアップON故障の判定を禁止する故障判定禁止手段とが設けられていることを特徴とするロックアップクラッチの故障検出装置。
IPC (5件):
F16H 61/14 601
, F16H 61/12
, F16H 59:24
, F16H 59:46
, F16H 63:12
FI (2件):
F16H 61/14 601 L
, F16H 61/12
引用特許:
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