特許
J-GLOBAL ID:200903003766629479

磁気特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-071997
公開番号(公開出願番号):特開2000-199015
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 一次、二次インヒビターを使い分けることにより、スラブ超高温加熱を回避し、一次皮膜欠陥が少なく、二次再結晶の不均一性のない良好な磁気特性を有する一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.025〜0.10%、Si:2.5〜4.0%、その他に酸可溶性Al、Mn、Cu、N、Seq=S+0.406Seで0.008〜0.05%、を含むスラブを1050°C以上1350°C未満の温度で再加熱し、熱間圧延を施して熱延鋼帯とする。その熱延鋼帯を必要により焼鈍し、引き続き1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を行って最終板厚とし、脱炭焼鈍を行い、脱炭焼鈍後、脱炭焼鈍完了後の一次再結晶粒の平均粒径を7μm以上18μm 未満とし、仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施し、次いで、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して最終仕上げ焼鈍を施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.025〜0.10%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.010〜0.035%、N:0.0020〜0.010%、S及びSeをSeq=S+0.406Seで0.008〜0.05%、Mn:0.02〜0.20%、残部がFe及び不可避的不純物からなるスラブを1050°C以上1350°C未満の温度で再加熱し、熱間圧延を施して熱延鋼帯とし、この熱延鋼帯を焼鈍しもしくは焼鈍せず、引き続き1回もしくは中間焼鈍を挾む2回以上の冷間圧延を行って最終板厚とし、脱炭焼鈍を行い、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して最終仕上げ焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍後、仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施すことを特徴とする磁気特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
Fターム (28件):
4K033AA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA04 ,  4K033CA07 ,  4K033CA09 ,  4K033DA01 ,  4K033FA01 ,  4K033FA12 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03 ,  4K033HA05 ,  4K033JA05 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  4K033MA03 ,  4K033RA04 ,  4K033TA01 ,  5E041AA02 ,  5E041AA19 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB05 ,  5E041HB07 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN06 ,  5E041NN17 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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