特許
J-GLOBAL ID:200903003769057107

ガイドレール潤滑装置用保油シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003013
公開番号(公開出願番号):特開平10-194632
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 従来技術は、ガイドレールに対して潤滑油が過剰に供給されてしまったり、逆に給油不足を起こして寿命を低下させやすい等の問題点があった。そこで本発明は、常に適切な量の潤滑油がガイドレールに供給でき、且つ寿命が長くて摺動音も小さく、しかも振動騒音の吸収能力が長期間維持できる、ガイドレール潤滑装置用保油シートを提供することとした。【解決手段】 ガイドレール5の案内面形成部5Aに対して潤滑油を供給するための潤滑装置10に備えられる保油シート1として、不織布をシート状に形成してなる本体部分に、案内面形成部5Aが挿入される凹部1Aと、表面が強化繊維体で覆われ案内面形成部5Aに圧接される舌状部1Bと、この舌状部1Bの側面の延長方向へ延びる切り込み1Cと、舌状部1Bの近傍を厚さ方向に貫通して保持部材2の柱状部2Bを嵌挿せしめる貫通孔1Dとを設ける構成とした。
請求項(抜粋):
ガイドレールの案内面形成部に対して潤滑油を供給するための潤滑装置に備えられ、保持部材の内部に収納されて前記案内面形成部に摺接される保油シートにおいて、不織布をシート状に形成してなる本体部分の表面の少なくとも一部を網状体で覆い、且つ、前記本体部分に、前記案内面形成部が挿入される凹部と、この凹部内に突出して表面が強化繊維体で覆われ前記案内面形成部に圧接される舌状部と、この舌状部の側面の延長方向で前記凹部側とは逆側へ延びる切り込みと、前記舌状部の近傍を厚さ方向に貫通して前記保持部材の柱状部を嵌挿せしめる貫通孔とを設けたことを特徴とするガイドレール潤滑装置用保油シート。

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