特許
J-GLOBAL ID:200903003775556611

単純な演算要素による任意関数発生回路並びにそれを用いた暗号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009224
公開番号(公開出願番号):特開2001-202017
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 簡便な装置による複雑な関数及び波形の生成する演算回路を提供する。【解決手段】 アナログ乗算器、増幅器、周波数逓倍器を用いて一般化ロトカ-ボルテラ方程式に相当する非線形アナログ回路を構成し、高速に演算させる。
請求項(抜粋):
単純な演算要素の回路素子を用いて、下記の一般化トロカ-ボルテラ方程式(1)式を演算する演算回路であって、[数1](xiはシステムの構成する要素を代表する個体群iの個体数、μijは前記要素間の相互作用定数、riは前記個体群iの成長率で前記各要素に固有の定数値。)複数n個の入力端子及び1個の出力端子を有するn個のモジュール群と、第1のモジュールの出力端子と前記n個のモジュールのそれぞれの第1の入力端子を接続する第1の接続線と、第2のモジュールの出力端子と前記n個のモジュールのそれぞれの第2の入力端子を接続する第2の接続線と、以下同様に順次接続し、最後に第nのモジュールの出力端子と前記n個のモジュールのそれぞれの第nの入力端子を接続する第nの接続線とを備え、前記各モジュールはそれぞれ、そのn個の入力端子とそれぞれ接続するn個の可変抵抗器群と、それらの出力を合算するための前記可変抵抗器の出力端子を接続する出力合算接続線と、増幅器で介したその合算値と当該モジュールの出力値とを乗算する乗算器と、その出力を積分する積分器とを備え、前記相互作用定数μijは前記各モジュール内の可変抵抗器の値に相当させ、前記モジュール群の任意の1個である第1のモジュールを常に1を出力するモジュールとし、第1の接続線を介した各モジュールの第1の入力端子から入力する可変抵抗器の値μijに固定値riを担わせると、前記一般化トロカ-ボルテラ方程式は下記の(7)式に変形できる関係を用いて、[数7]前記演算回路は、前記n個のモジュール群の各出力端子では、任意関数が発生するシステムを構成する要素を代表する個体群iの個体数xi(i=1,2,...,n)が前記各モジュールの出力信号として出力すると共にそれらの出力を前記n個の入力接続線を経由して前記モジュール群の入力端子群へ送り、各モジュールの入力端子群では相互作用定数μijが設定された前記可変抵抗器を介して、前記出力合算接続線で合算し、その合算値と当該モジュールの出力値とを前記乗算器で乗算し、その値を前記積分回路で積分し、それぞれの出力端子へ出力し、以上の過程を繰り返すことにより前記変形した一般化トロカ-ボルテラ方程式の演算を実行することを特徴とする単純な演算要素による任意関数発生回路。
IPC (2件):
G09C 1/00 650 ,  G06G 7/26
FI (2件):
G09C 1/00 650 Z ,  G06G 7/26 A
Fターム (7件):
5J104AA18 ,  5J104NA08 ,  5J104NA21 ,  9A001BB05 ,  9A001EE02 ,  9A001EE03 ,  9A001KK12

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