特許
J-GLOBAL ID:200903003775612171

電着塗膜形成方法及び電着塗膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 康男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-326499
公開番号(公開出願番号):特開2002-129388
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来の3コート膜に匹敵する優れた外観、耐溶剤性及び耐食性を有するだけでなく、優れた耐衝撃性(耐チッピング性)をも有する塗膜を形成することができる新規な複層構造を形成することができる電着塗膜形成方法を提供する。【解決手段】 粒子A及び粒子Bを含む電着塗料組成物を被塗装物上に電着塗装して電着皮膜を得る工程(1)、得られた電着皮膜を加熱して層分離させて、複層電着皮膜を得る工程(2)、並びに、得られた複層電着皮膜を更に加熱して硬化させて、複層電着塗膜を得る工程(3)からなる電着塗膜形成方法であって、上記複層電着塗膜のうち、空気に直接接する層は、粒子Aから形成されるものであって、動的ガラス転移温度が-110〜10°Cであり、上記被塗装物に直接接する層は、粒子Bから形成されるものであって、動的ガラス転移温度が60〜150°Cであることを特徴とする電着塗膜形成方法。
請求項(抜粋):
粒子A及び粒子Bを含む電着塗料組成物を被塗装物上に電着塗装して電着皮膜を得る工程(1)、得られた電着皮膜を加熱して層分離させて、複層電着皮膜を得る工程(2)、並びに、得られた複層電着皮膜を更に加熱して硬化させて、複層電着塗膜を得る工程(3)からなる電着塗膜形成方法であって、前記複層電着塗膜のうち、空気に直接接する層は、粒子Aから形成されるものであって、動的ガラス転移温度が-110〜10°Cであり、前記粒子Aのみで造膜して得られる塗膜の伸び率は、200%以上であり、前記複層電着塗膜のうち、前記被塗装物に直接接する層は、粒子Bから形成されるものであって、動的ガラス転移温度が60〜150°Cであることを特徴とする電着塗膜形成方法。
IPC (2件):
C25D 13/00 308 ,  B05D 1/36
FI (2件):
C25D 13/00 308 Z ,  B05D 1/36 A
Fターム (4件):
4D075BB26Z ,  4D075BB89Y ,  4D075DB02 ,  4D075DC12

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