特許

J-GLOBAL ID：200903003779908644

表面処理カーボンブラックおよびその用途

発明者： 上野 嘉睦 ,  間 清二 ,  佐武 順 ,  根岸 尚志
出願人/特許権者： 東洋インキ製造株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-069907
公開番号（公開出願番号）：特開平10-265704
出願日： 1997年03月24日
公開日（公表日）： 1998年10月06日
要約：

【要約】【課題】記録物の耐水性及びカーボンブラックの分散性を向上させる。【解決手段】下記一般式(1)に示す化合物を各種鉱酸または各種有機酸水溶液としてカーボンブラックの水スラリー中に添加し、攪拌することによりカーボンブラック表面に吸着させ、吸着後アンモニア、各種有機アミン、アルカリ金属の水酸化物などで再度不溶化することにより処理顔料とし、カーボンブラックの分散性を改良する。一般式(1)P-〔X-Y-Z-N(R1 )R2 〕n(但し、式中、Pは有機色素残基または複素環残基、XはS、C、N、O、Hから選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理的な組み合わせからなる2価の結合基、Yは直接結合または-N(R)-(但し、RはHまたは炭素数1〜18のアルキル基またはZ-N(R1 )R2 )または-O-、Zは炭素数1〜6のアルキレン基、R1 、R2 はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基またはR1 、R2 とでN、OまたはSを含んでもよい置換されていてもよい複素環、nは1〜3の整数を表す。)

請求項（抜粋）：

下記一般式(1)に示す化合物を吸着させてなる表面処理カーボンブラック。一般式(1)P-[X-Y-Z-N(R1 )R2 ]n(但し、式中、Pは有機色素残基、複素環残基、XはS、C、N、O、Hから選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理的な組み合わせからなる2価の結合基、Yは直接結合または-N(R)-(但し、RはHまたは炭素数1〜18のアルキル基またはZ-N(R1 )R2 )または-O-、Zは炭素数1〜6のアルキレン基、R1 、R2 はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基またはR1 、R2 とでN、OまたはSを含んでもよい置換されていてもよい複素環、nは1〜3の整数を表す。)

IPC (5件)：

C09C 1/56 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00 ,  C09C 3/08 ,  C09D 11/00

FI (5件)：

C09C 1/56 ,  B41M 5/00 E ,  C09C 3/08 ,  C09D 11/00 ,  B41J 3/04 101 Y

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 水性顔料分散体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-027757   出願人：東洋インキ製造株式会社
• インクジェット用記録液およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-003806   出願人：東洋インキ製造株式会社
• 特開昭58-167654
  
• 特開昭58-167654