特許
J-GLOBAL ID:200903003782084113

回転電機の多相波巻き巻線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-237585
公開番号(公開出願番号):特開2000-069700
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】コイルエンド部のスペースや抵抗電力損失の低減が可能な回転電機の多相波巻き巻線を提供すること。【解決手段】渡り導体部22の先端部222は、段差223により径方向へ渡り導体部の略径方向厚さ以上変位しているので、プレス成形などで作製した各相のコイル2a、2b、2cをスロットに収容するだけで巻装をほとんど完了することができ、巻線機を用いてもしくは手作業で行っていた従来の複雑な巻装工程に対し巻装が格段に簡素となる。また、従来のコイル導体の渡り導体部を湾曲成形するのに比較して各渡り導体部22の三次元形状をほとんど等しくすることができ、かつ、同一形状に塑性変形された各渡り導体部22を周方向に順次ずらして配置することによりコイルエンドを作成することができるので、コイルエンドを従来より格段に小型化(特にその径方向へ縮小)することができ、かつ、渡り導体部22の無駄な配線延長による抵抗電力損失も生じない。
請求項(抜粋):
コアの各スロットに交互に挿通される往き導体部及び還り導体部からなるスロット導体部と、前記スロット導体部と一体に形成されて前記往き導体部及び還り導体部の同一側端部を接続してコイルエンドを構成する渡り導体部とからなる各相のコイル導体を波巻きしてなり、前記渡り導体部は、周方向に近接する他の渡り導体部と径方向に重なる重なり部と、前記重なり部よりも更に軸方向へ突出する先端部とを有する回転電機の多相波巻き巻線において、前記渡り導体部の先端部の一端と他端とは、径方向へ前記渡り導体部の略径方向厚さ以上変位していることを特徴とする回転電機の多相波巻き巻線。
IPC (2件):
H02K 3/28 ,  H02K 19/10
FI (2件):
H02K 3/28 N ,  H02K 19/10 Z
Fターム (16件):
5H603AA09 ,  5H603BB12 ,  5H603CA01 ,  5H603CA05 ,  5H603CB02 ,  5H603CB17 ,  5H603CB18 ,  5H603CC17 ,  5H603CD06 ,  5H603CD22 ,  5H603CE02 ,  5H603EE12 ,  5H619AA05 ,  5H619BB06 ,  5H619PP01 ,  5H619PP14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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