特許
J-GLOBAL ID:200903003790467790

アクチュエータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324557
公開番号(公開出願番号):特開平8-179802
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】アクチュエータの高次共振による制御系の不安定化を防止するに際し、制御系に初期的な逆応答を生じさせることなく、デジタル制御においてもサンプリング周波数を高くすることなく実現する。【構成】変位偏差検出部2は、アクチュエータ1の変位位置P1とディスク合焦点位置P2との偏差を検出して偏差値を示す信号S1を出力する。A-D変換部3は、信号S1をデジタル化して偏差値データD1に出力する。デジタル演算部4は、偏差値データD1に基づきディジタル演算により制御値データD2を生成する。タイミング調整部5は、高次共振周波数がfsであるアクチュエータを制御する制御値データD2に対して、0<Td<1/fsを満足する遅延時間Tdを与え、制御値データD4として出力する。制御値データD4は、D-A変換部6、ゲイン調整部7、駆動アンプ8を介してアクチュエータ1に供給される。
請求項(抜粋):
アクチュエータの変位位置と設定位置との偏差を検出して偏差値信号を出力する変位偏差検出手段と、サンプリング周期のパルスに応じて前記偏差値信号をデジタル化して偏差値データとして出力するA-D変換手段と、前記偏差値データから前記アクチュエータを制御する制御値データを生成するデジタル演算手段と、前記アクチュエータの高次共振周波数をfsとしたとき前記制御値データに対して0<Td<1/fsを満足する遅延時間Tdを与えるタイミング調整手段と、このタイミング調整手段の出力データに基づき前記アクチュエータを駆動する駆動手段とを備えることを特徴とするアクチュエータ制御装置。
IPC (3件):
G05B 11/36 501 ,  G11B 7/09 ,  G11B 21/10

前のページに戻る