特許
J-GLOBAL ID:200903003792536306
ガソリン留分のアルキル化脱硫方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-532950
公開番号(公開出願番号):特表2001-500535
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】分解ナフサを酸触媒上に通すことによりナフサ中のオレフィン類、すなわちモノオレフィン及びジオレフィンをアルキル化剤として使用してナフサ中のチオフェン性化合物をアルキル化することによりナフサ軽質留分中に存在する硫黄分を除去し、アルキル化されたチオフェン類を蒸留によりナフサの重質留分中に濃縮させて水素化脱硫を必要とするナフサ量を減少させ、分解ナフサ中のオレフィン類をナフサの軽質留分中に濃縮させて、このナフサ軽質留分は続いて水素化処理をしないから、水素化処理に付随するオクタン価の低下と水素の消費という不利益を最小となるガソリンのアルキル化による脱硫法である。
請求項(抜粋):
オレフィン類及びチオフェン性硫黄化合物に富むガソリン沸騰範囲のオレフィン性炭化水素からなる硫黄含有分解ナフサ装入原料流の品質向上方法において、該方法が C5〜215°Cの沸騰範囲の前記装入原料流をアルキル化区域中で粒状酸性アルキル化触媒と接触させて装入原料流中のオレフィンによりチオフェン性硫黄化合物をアルキル化してアルキル化チオフェン性硫黄化合物とオレフィン性ガソリン沸騰範囲の炭化水素とを含む流出流を生成させ、 得られた流出流を分留してオレフィン性ガソリン沸騰範囲の炭化水素からアルキル化チオフェン性硫黄化合物を分離し、 チオフェン性硫黄化合物の量が減少した炭化水素からなる生成物流を回収することからなる、硫黄含有分解ナフサ装入原料流の品質向上方法。
IPC (4件):
C10G 31/00
, B01J 29/08
, B01J 29/40
, C10G 29/20
FI (4件):
C10G 31/00
, B01J 29/08 M
, B01J 29/40 M
, C10G 29/20
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