特許
J-GLOBAL ID:200903003793496499

ハイブリッド自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116652
公開番号(公開出願番号):特開平7-298408
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 ドライバがアクセルペダルを押すとすぐにドライブモータに供給される電力が増大し、ドライブモータにより吸収される電流がそのドライブモータがその最大出力を出しつつその最大速度で回転するときに有する値を決して超過しないハイブリッド車を提供する。【構成】 自動車1は電動モータ5と、ガソリンエンジン2により駆動する発電器3と、ガソリンエンジン2の回転速度と電動モータ5に供給される電力Fをアクセルペダル8aの位置の関数として調整し、アクセルペダル8aを作動して自動車1の速度を増大するときにこの電力Fがガソリンエンジン2の回転速度と同時に増大するように構成した調整回路9とからなる。
請求項(抜粋):
機械的動力(P)を生成する内燃機関により構成する第1のエンジン(2)と、前記第1のエンジン(2)に接続され、前記第1のエンジン(2)の回転速度(V)を表す第1の測定信号(SMV)を出力し、所望回転速度(VC)を表す所望速度信号(SCV)に応答して前記第1のエンジン(2)の前記回転速度(V)を前記所望回転速度(VC)に追従させる第1の測定手段(4)を有する速度追従手段(2a、4、14)と、自動車(1)のドライバが操作できる制御部材(8a)と、その制御部材(8a)に接続され前記制御部材(8a)の位置と第1の所望動力(FC)を表す第1の所望動力信号(SCF)を出力する検出器(8b)とからなる制御装置(8)と、前記第1のエンジン(2)に機械的に接続され前記機械的動力(P)に対応して第1の電力(E)を供給する発電器(3)と、駆動輪(6)と、前記駆動輪(6)に機械的に接続された電動モータからなる第2のエンジン(5)と、前記第1の電力(E)に対応して第2の電力(F)を前記第2のエンジン(5)に供給し、前記第1の所望動力信号(SCF)に対応して前記所望速度信号(SCV)を生成し、前記第2の電力(F)を前記第1の所望動力(FC)に追従させる調整手段(9)を有し、前記自動車(1)は更に、前記第2のエンジン(5)に接続されて前記第2のエンジン(5)の回転速度(W)を表す第2の測定信号(SMW)を出力する第2の測定手段(7)を有し、前記調整手段(9)は、第2の所望動力(FCa)を表す第2の所望動力信号(SCFa)に対応して前記第2の電力(F)を前記第2の所望動力(FCa)に追従させる動力追従手段(10)と、前記第1の所望動力信号(SCF)と前記第2の測定信号(SMW)に応じて第3の所望動力(FCb)を表す第3の所望動力信号(SCFb)を出力し、その第3の所望動力信号(SCFb)は、前記第3の所望動力(FCv)が、最大でも、前記追従手段(10)が損害を蒙ることなく前記第2のエンジン(5)に供給することのできる最大電力(FM)に等しい値を持つように構成された安全手段(11、12)と、前記第3の所望動力信号(SCFb)に対応して前記所望速度信号(SCV)を出力し、前記第1のエンジン(2)の回転速度(V)が前記所望速度(VC)に等しいときに前記第1のエンジン(2)が供給することのできる最大機械的動力(Pmax)の所定割合(f)が前記第3の所望動力(FCb)と前記発電器(3)と前記追従手段(10)で消失した動力(DG、DC)の合計に等しい値を持つように構成した第1の信号処理手段(13)と、前記第1の測定手段(SMV)に対応して第4の所望動力(FCc)を表す第4の所望動力信号(SCFc)を出力し、その第4の所望動力信号(SCFc)が、前記第4の所望動力(FCc)が前記最大機械的動力(Pmax)の所定の割合(f)と前記消失動力(DG、DC)間の差に等しい値を持つように構成した第2の信号処理手段(15)と、前記第3の所望動力信号(SCFb)と前記第4の所望動力信号(SCFc)に対応して前記第2の所望動力信号(SCFa)を出力し、前記第2の所望動力信号(SCFa)が、前記第2の所望動力(FCa)が前記第3の所望動力(FCb)と前記第4の所望動力(FCc)の最小のものに等しい値を持つように構成した選択手段(16、17)とを有することを特徴とする自動車(1)。
IPC (2件):
B60L 11/02 ,  F02D 29/06

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